ロッタンとも戦ったムエタイ選手が試合前日の夜中にジムを脱走して行方不明に、計量にも現れず試合消滅

　2022年2月13日（日）に人気テレビマッチの『スックムエタイ7シー』にて組まれていたガガvsレンボン戦が中止となった。理由はガガが当日朝の計量に現れなかったため。 　2022年4月24日（日）に名古屋国際会議場イベントホールにてムエタイビッグイベント『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』を3年ぶりに開催する、ムエタイの情報もSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』によれば、ガガは計量前日の12日夜中にジムを脱走し、行方不明になっていたという。その理由は「天候が悪く、体重が落ちなかったから」とのこと。 （写真）ONEでロッタン（左）とも戦っているガガ（右）（C）ONE Championship　その後、ガガは謝罪の連絡を入れたが、当然対戦相手であるレンボンの怒りは収まらず、プロモーターは仕事失ったレンボンに6000バーツ（約2万円）の賠償金を支払った。 　ガガはカンボジア出身で2019年5月には『ONE』でロッタン・ジットムアンノンと対戦したほか（ONEでのリングネームはソク・ティー）、モンコルペット・ペッティンディーアカデミー、ファン・ディンらともONEで対戦しているカンボジア版ムエタイと呼ばれるクン・クメールの世界王者。今後、大会プロモーターやジムからどんな処分が下るか分からないが、まだ若いため今回のことを反省して再びリングに上がってもらいたいところだ。