幼少時代から最大の味方であった父・弘幸会長(左)が、今回ばかりは最強の敵となって天心の前に立ちはだかる
2022年4月2日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Finalmatch~』にて行われる、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)のRISEラストマッチ。
その対戦相手が2月9日(水)都内にて行われた記者会見で発表され、「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者の風音(TEAM TEPPEN)とバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦することになった。
那須川は今回の試合のテーマを“地上最強の親子喧嘩”とし、幼少期からのトレーナーである父・那須川弘幸TEPPEN GYM会長が風音側について天心と戦う。風音はすでに「「誰よりも(天心の)弱点も強いところも知っているのが会長やと思うので、そこは凄く聞いています。この試合が決まるかもって時からその話をしていたので、ちょっとずつ(対策を)やっています」と、弘幸会長と打倒・那須川天心へ向けての練習・対策を進めているとコメントしている。
そして、風音を「間違えない男」「ブレない心」と評価している弘幸会長は、10日に自身のSNSを更新。「息子だろうが勝負の世界は関係ない。風音の望むステージまで俺もいってやると共に誓った男の約束がある。風音には、俺が必要なんだよ。俺は風音と共に死力を尽くし全力でお前を倒す。余裕かましてると大変なことになるぞ」と、息子・天心へ宣戦布告した。
(写真)天心が幼い頃からトレーナーとセコンドを務め、一緒に勝利を喜んできた父・弘幸会長(撮影=鈴木雄一郎)
オールドファンからは、息子・星飛雄馬を育てた父・一徹が、最終的に自分が敵と化して伴宙太を鍛えて飛雄馬の前に立ちはだかるというスポコン漫画『巨人の星』のようだ、と言われている今回の試合。弘幸会長は自分の全てを風音に注ぎ込み、打倒・那須川天心を果たすつもりだ。
息子だろうが勝負の世界は関係ない🔥
— TEPPEN GYM会長 (@TEPPEN13) February 10, 2022
風音の望むステージまで俺もいってやると共に誓った男の約束がある。
風音には、俺が必要なんだよ。
俺は風音と共に死力を尽くし全力でお前を倒す。余裕かましてると大変なことになるぞ🔥#TEPPENGYM#息子との戦い#天心VS風音 https://t.co/kfU9ofnjpl