MMA
インタビュー

【ONE】緊急参戦の山口芽生「喧嘩に準備期間はいりません」、猫耳ラズワンの「粗さを突く」=2月11日(金)

2022/02/08 18:02

アンジェラvs.スタンプ予想、現役生活の終わりについて

──以前、ラズワンは山口選手を尊敬する憧れのファイターだと言い、いつか戦いたい、と話をしていました。

「それは、すごい嬉しいですね。まあ、そうやって言ってくれることは嬉しいですし、自分もそうやって色々と目標にされたりするのは嬉しいです。ただ、自分はそれよりもさらに進化できるようにしないといけないと思います。

──そういう相手と戦うことにやりにくさは?

「全然ないです。試合は試合なので。私も常に相手選手のことは尊敬していますし、だからと言って何があるってことはない。試合は試合で殴り合います」

──ところで3月26日の「ONE X」では、山口選手が過去2度戦ったアンジェラ・リーがスタンプ・フェアテックスを相手に防衛戦を行います。アンジェラの打撃についてはどう思いますか。スタンプの打撃をサバイブできると思いますか。

「アンジェラが先に組んじゃって、打撃の時間を短くして、それをスタンプもフィジカルが強いので頑張って切って、蹴りまくっていくんじゃないかなと。組み・寝技はアンジェラが強く、すごく上手なので、そんなにスタンプの打撃で綺麗にKOしている印象はないですね」

──アンジェラの弱点はなんだと思いますか。

「弱点は、家族のサポートが無くなった時にパワーがゼロになること。お嬢様の心の弱さがどこかで出るのだと思います」

──勝敗予想は?

「アンジェラじゃないですか。手足長いし、レスリングの技術はアンジェラの方が上ですね」

──山口選手の今後の目標について教えてください。

「3月大会(「ONE X」)にタイトルマッチとかがありますけど、絶対そういうところに絡んでいきたい、とか言った方が周りは嬉しいのかもしれないですけど。自分の可能性とか、これはいけるんじゃないのってのが見えてきたら、そういうのに絡んでいきたいです。あとは、ONEと言ったらMei Yamaguchiというくらい、面白い試合をしたいですね。つまらない試合をしないように、どの試合も面白いねっていうのを最後やりたい。初心忘れるべからずじゃないですけど、そういうのを表現して悔いなく残りの試合をやっていきたいです。

 ONEとの契約が終わるまでにできるだけ試合をして、見てくれている方に恩返しというか、面白い試合をして皆んなに元気になってほしい。それがONEでの目標。できればONEの日本大会があったらいいなと思います。あと2年くらいですかね、やったとしても。みんな生で見たいって言ってくれるので、そういう気持ちにも応えたいですし、日本でしっかり面白い試合をして印象を残して、引退後も人の役に立つ仕事ができればと思っているので、良い意味で知名度をしっかり残して、次の活動につなげられたらと思います」

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