木村のボクシング転向の報を聞いた魔裟斗は「そんなに甘くない」としながらもエールを送った
2022年2月5日の夜、木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)はレゲエサウンドマンのRED SPIDER_Juniorと美少女キックボクサーであるアリスと共にインスタライブでコラボ。その中で次はボクシングやるんですよ。それに転向するので今は準備中です」と明言した。
これを受けて魔裟斗は自身のYouTubeチャンネルに動画を更新。「ボクシングなんだろうな、とは思っていた」と木村がボクシングに転向する予感はしていたと話す。
(C)魔裟斗チャンネル
続いて「俺の率直な感想はそんなに甘くないぞ、と」と木村にとって厳しい挑戦になるだろうとの意見を述べる。「日本ランキングとかそのくらいはいけるのかなと思うんですけれど、世界チャンピオンは難しいと思いますね。なぜ難しいかというと階級ですね」と、ウェルター級もしくはスーパー・ウェルター級は層が厚いこと、転向する年齢が遅いこと(28歳)などをその理由として挙げるが、一番は「スタミナ、テクニックはもちろんのことタフネスが一番重要」と、木村がK-1でKO負けも多かった(9敗のうち8敗がKO負け)ことが不安要素だと指摘した。
しかし、「パンチ力はありますから。キックボクシングの素足であれだけ倒すから。あれで靴履いたら、さらにパンチがキレるから。パンチ力はもっと強くなる」とボクシングシューズを履けば木村のパンチはさらに強くなると言い、「逆に言うとこの階級でもし活躍できてチャンピオンになることができたら、そりゃあビッグマネーがね、凄いお金が入るっていうそういう夢もあるよね」と夢のある挑戦だとする。
そして「凄く厳しい挑戦にはなると思いますけれど、K-1チャンピオンという肩書きを持っていたのでそれに恥じないような戦いをボクシングに行ってもしてもらいたいなと思っています。K-1の頃のような派手なKOを楽しみにしています。頑張ってください」と、木村にエールを送った。