【写真】KAI Channel より
2021年RIZINバンタム級ジャパンGP準優勝の朝倉海(トライフォース赤坂)が7日、自身のYouTubeチャンネル「KAI Channel」が、登録者100万人を超えたYouTuberに送られる「金の盾」を受け取ったことを動画で報告した。
同チャンネルの登録者数は現在、106万人に到達。朝倉は「嬉しいな、やっとですね。まさか自分が金の盾を手に入れるとは思わなかった」と、YouTube制作メンバーとともに喜びを語った。
右拳の骨折もあり、GP決勝で敗れた朝倉海は、本誌の取材でファイターとしての体制を作り直すことを語っているが、動画でも「いろいろ結構、動いていますんで、事務所の体制も整えているんで、こっから面白くなってくる自信がある」と明かしている。
そのひとつは「KAI Channelのアメリカ進出」。それはファイターとしての朝倉の海外挑戦に伴うもので、「(格闘技の方でアメリカに?)行くよ、今年は。マジで行くよ」と朝倉は宣言している。
KAI Channel自体も事務所を移転し、「これまでは自宅で撮影が多かったけど、撮影も出来る場所に事務所を移転し、投稿頻度も上げて、ライブもオンラインサロンもやります。面白い展開になってくるので皆さん楽しみにしていてください」と予告した。
1月最後の投稿では、「実は強くなるためにとんでもない改造をしていました」と、ある身体の改造を告白。
それは、歯科での嚙み合わせの矯正で、針金ではなく、透明のマウスピースによるインビザラインという矯正で、「歯のかみ合わせを1年前から改造をしていた」という。
朝倉は、『刃牙』の登場人物のジャック・ハンマーを例に挙げながら、「あれをリアルに、力を発揮するのに完全な噛み合わせができるよう改造している。パンチ力も錘を持ち上げる力も、ガチッと噛んで出来る。歯並びが関係して絶対に変わっていることがわかる。格闘家でこういうことに気付いている人は少ない」と、その成果を語っている。
噛み付きを武器とするジャック・ハンマーは、戦いで全ての歯を失った後、新たにチタン製の歯を入れて世界中を飛び回って鍛え上げる旅を行っており、朝倉海の『嚙道』はどこまで極められるか。そして、海外挑戦にも注目だ。