NKBをけん引し、KNOCK OUTやRISEなど他団体でもNKBの看板を背負って戦ってきた高橋が引退を表明した
“怒突き合いお兄ちゃん”こと高橋三兄弟の長男・高橋一眞(真門ジム)が、あと2試合で引退することを発表した。
高橋は自身のSNSにて「本日公式より発表がありました通り現役引退を決めました。2月の防衛戦と7月のNKB大阪大会で現役生活を終了致します。引退理由は今年でプロ10年になり、"満足するまで戦えた"事です」と説明。「残り2戦自分らしい『倒すか、倒されるか』の試合をお見せしますので、応援お願い致します」と、最後まで高橋一眞の“怒突き合い”を貫くと意気込んだ。
高橋は日本キックボクシング連盟の看板・高橋三兄弟の長兄で、“怒突き合いお兄ちゃん”の異名通り常にド突き合いのファイトを展開。16勝のうち12勝がKOという倒し屋だ。NKBライト級王者として2016年9月の「KNOCK OUT旗揚げ記者会見」にて行われたワンマッチに出場、森井洋介に敗れるもインパクトを残してKNOCK OUTに定期参戦。2018年8月にはヨードレックペットとも拳を交えた。他団体の王者クラスと多数対戦し、2019年5月には小川翔からもTKO勝利を上げている。
2022年2月19日(土)東京・後楽園ホール『喝采シリーズvol.1』では、メインイベントにてNKBライト級王座の防衛戦を同級1位・棚橋賢二郎(拳心館)と行う。棚橋はパワフルな左右フックをフルスイングする一発KO狙いのスタイルで、9勝のうち7勝がKO。2021年2月にはWMC日本スーパーフェザー級2位・藤野伸哉(RIKIX)を初回に右フックでマットに沈めた。
両者は2018年12月にもNKBライト級タイトルマッチで対戦しており、この時は高橋がヒジ打ちで3RにKO勝ちしている。
2021年2月の健太戦(判定2-0で健太の勝利)以来約1年ぶりの試合で、高橋は3度目の防衛を果たして地元・大阪でのラストマッチにつなげることができるか。
本日公式より発表がありました通り
— 髙橋 一眞 (@kazuma_97) February 3, 2022
現役引退を決めました。
2月の防衛戦と7月のNKB大阪大会で現役生活を終了致します。
引退理由は今年でプロ10年になり、"満足するまで戦えた"事です。
残り2戦自分らしい『倒すか、倒されるか』の試合をお見せしますので、応援お願い致します‼️ pic.twitter.com/3BsLfJljQn