2022年2月23日(水・祝)東京・後楽園ホール『RISE 155』の対戦カード第一弾が発表された。
RISEフェザー級9位の森本“狂犬”義久(BRING IT ON パラエストラ AKK)が、1年半ぶりの復帰戦。同級8位の山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)と対戦する。
山川は北海道在住のファイターで、2018年にはRISEバンタム級王座決定トーナメントに出場。2019年4月大会からフェザー級に階級を上げ、11月に初開催された『RISE NORTH』では堂々メインを務め、タイ人選手に勝利。サウスポーからの蹴りを得意とするが、打ち合いも辞さない。対戦相手の欠場によりキャンセル、追突事故に巻き込まれて負傷により欠場と不運が重なっていたが、2021年4月にホームリングの『BOUT』でNJKFスーパーバンタム級王者の久保田雄太を右フック一発で初回KOに沈めて復活した。前戦は7月に梅井泰成にTKO負け。戦績は14勝(7KO)8敗2分。
森本は空手出身のアグレッシブファイターで、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りとどの技でも倒せる破壊力の持ち主。RISEを盛り上げてきた主力選手の一人だったが、2019年7月の『ONE』でジョシュ・トナー、9月のRISE幕張大会でタリソン・ゴメスに判定負けを喫し、スーパーフェザー級に階級を上げての前口太尊戦でも判定負けで3連敗。今回はその前口戦(2020年9月)以来の復帰戦となる。
フェザー級3分3R延長1Rでは、同級3位・門口佳佑(EX ARES)とJOE.TEPPEN GYM(タイ/TEAM TEPPEN)が対戦。
門口は『ABEMA』で行われた企画『VS 那須川天心』でトーナメントを勝ち上がり那須川天心と対戦したことで名をはせた空手出身の選手。その後、RISEで2018年7月にプロデビューすると、攻撃力の高さを活かして9戦無敗(1引き分け)を誇っていたが、2020年12月のフェザー級王座次期挑戦者決定戦で竹内将生に敗れ、挑戦権を逃した。2021年5月には平野凌我に判定勝ちも、7月には魁斗に敗れて今回が再起戦。9勝(2KO)2敗1分。
対するJOEは那須川天心が練習するTEPPEN GYMのトレーナー兼選手。185戦166勝の戦績を持つルンピニースタジアムの元ランカーで、2019年8月のREBELSでは栗秋祥梧にTKO負けを喫している。RISEには初参戦となり、RISEルールでどんな戦いを見せるか。
“ブラックパンサー”ベイノアが階級アップのため返上したRISEウェルター級の新王者を決めるトーナメントが4選手で行われる。今大会ではDEEP☆KICK-70 kg王者の稲井良弥(TARGET)とKROSS×OVER認定王者の都木航佑(ボスジムジャパン)が対戦。DEEP☆KICK とKROSS×OVERの無敗王者対決となる。また、準決勝もうひとつのカードは3月27日後楽園ホール大会で実施予定、
フェザー級3分3R延長1Rでは、同級10位・都筑海杜(キックボクシングジム 3K/and lab)vs山元剣心(FAITH)。空手の実力者でプロ4戦にして既にフェザー級ランキング入りしている都筑。対するは2020年11月大会ぶりの参戦となる FAITH の山元。最近は『BOM』にも定期参戦している。
ミドル級3分3R延長1Rでは、同級11位・翔真(SEED GYM)が康輝(キング・ムエ)と対戦。RISE WESTのミドル級期待のファイター翔真がナンバーシリーズに初参戦。5勝1敗1分の戦績で現在22歳。得意の蹴りが後楽園でも炸裂するか? 一方、RISE二度目の参戦となるキング・ムエの康輝。昨年 8月のRISE EVOL.9 で鈴木清照を1R KO で破っている。