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那須川天心が会見で笑った理由と“宿敵”武尊と考えが合致した部分「僕は、この試合で種を蒔きたい」

2022/01/19 12:01
 2022年6月、ついに実現する“世紀の決戦”那須川天心(TARGET/Cygames)vs武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。『ゴング格闘技』3月号No.318では早くも特集が組まれ、那須川と武尊がロングインタビューに応じた。 (写真)集まった報道陣を見て笑みがこぼれた那須川 12月24日に行われた記者会見で、那須川は登壇して会見場を見渡すと笑みを浮かべた。それは、表情をほとんど変えなかった武尊とは対照的に見えたが、その理由を那須川本人に聞くと「メイウェザーぶりだなって思って。記者さんの数も多かったし、いつもはいない人がいっぱいいたじゃないですか。『みんな楽しみにしていたんだな』『いいね』って思って笑ってしまいました」と、メイウェザー戦以来となる注目度の高さを改めて感じ、“みんながこの試合を楽しみにしている”ことを知って嬉しくなったのだという。  会見で同席した武尊と言葉は「交わしてないです。一切喋ってません」が、会見の最後ではフェイスオフの後、那須川の方から握手を求めてハグした。決戦前に意外な態度だったが、那須川はその理由を次のように説明する。 「別にいがみ合っているわけではないですからね。僕は格闘技のカタチを変えたいってずっと思っていて。僕って特殊だと思うんですよ。別に試合前に煽ることもしないし、別の盛り上げ方が出来るタイプなので。だから今回もそういう感じで行きたいなって思って、記者会見でも言いましたがピースな感じで行こうと思いました。日本中が見るし、ずっと交わらなかった団体が交わるし、全部が一緒になるというか。だから全員を平和にしたいんです。この試合はそのためにやる」  様々なものを背負った者同士の重い決戦ではあるが、格闘技界をピース=平和にしたいとの想いから、この試合をやることを決意したという。それは「僕はK-1王者として、天心選手はRISEのチャンピオンとして、格闘技界をひとつにするための試合にしないといけないと思う」という武尊の考えとも合致している部分だ。 「伝え方や考え方は分かりませんが、そうじゃないですか。僕はキックボクシング界を去る以上、最後にやらなければいけないことはみんなを仲良くさせることだと思うんですよね。なってもらわないといけない」と、各団体が協力してやっていける世界を作りたいとの想いは武尊と一緒だと答えた。  しかし、「決まる前はいろいろ考えましたよ、本当にこの試合をやっていいのかなって。一時は盛り上がると思いますけれど、この試合が終わった後に何があるのかなってことは正直思いましたし、今も思っています」と、那須川天心vs武尊という5年間も待ち望まれていた頂上決戦が実現したその先に、何があるのかということが不安でもある。  それでも那須川が武尊戦をやる理由。それは「でも僕は、この試合で種を蒔きたいんです。また10年後、20年後とかに期待しています。そのためにこの試合をやるんです。僕は子供が本当に好きなんですよ。子供たちって僕の顔を見るだけでめっちゃニコニコするし、純粋ですし。そういう子たちがこの試合を見て、キックを始めよう、格闘技を始めようと思ってくれたら、僕がこの試合をやる意味があるんです。格闘技以外でも何かをやってみようと思ってくれたら嬉しいですね。それで何年後かに、憧れている人は誰ですかって聞かれた時に僕の名前を出してくれたら僕は泣きます。そういう子供の数を増やしたいと思います」と、未来に種を蒔くことがこの試合を最大の理由だと語った。『ゴング格闘技』3月号No.318
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