2022年こそ世界との戦いを実現させたい海人。まずはHOOST CUP日本王者の古豪チューチャイと対戦する
2022年2月13日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2022 act.1』の第一弾対戦カードが発表された。
出場が決定していたS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)の対戦相手は、チューチャイ・ハーデスワークアウトジム(タイ)に決定。
チューチャイは元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級5位、ルンピニースタジアムでは6位にランクインしたことがある。180戦以上の経験があり、日本ではホーストカップを主戦場にすると、長島☆自演乙☆雄一郎、ダニロ・ザノリニ、匡志YAMATOらと対戦。2021年12月にはHOOST CUP日本EXミドル級王座決定戦トーナメントを制して王座に就き、その勢いのままSBのリングに残り込む。
迎え撃つ海人は、作年2月のREBELSで日菜太との70kg級日本人最強決定戦を制し、前戦となった12月大会ではジョー・FELLOWGYMでは2R KO勝ちするなど2021年を無敗のまま終えた。現在9連勝中。2022年こそは世界の強豪との対戦をアピールする海人はチューチャイ撃破で大きく前進するか。
また、前回の12月大会でKNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太に試合終了直前にジャーマンスープレックスを決めて“これぞシュートボクサー!”といえる勝ちっぷりを見せた笠原弘希(シーザージム)が小川翔(OISHI-GYM)と激突。
小川は常に国内ライト級トップ戦線で活躍し、HOOST CUP日本スーパーライト級、WBCムエタイ日本ライト級など数々のタイトルを獲得している実力者。技巧派であり、いくら打たれても微動だにせず猛然と殴り返す鉄人ぶりが評価され、RIZINやRISEのリングにも参戦。以前、SBの海人、西岡蓮太が他団体で小川と対戦しているが、ともに接戦を演じている。
笠原はSB次期エース候補として期待され、2018年9月、SB日本フェザー級王座決定戦で元貴を下して王座を獲得。6月大会では前SB日本スーパーバンタム級王者・ 内藤大樹との接戦を制し、2019年9月のSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者・深田一樹を2RKOで下して二階級制覇を達成した。2021年2月にKNOCK OUTーREDスーパーライト級王者スアレックに2RでTKO勝ちするなど、現在6連勝中と絶好調。
笠原は今後、西岡が保持するSB日本ライト級王座を狙うだけでなく、原口健飛、直樹、白鳥大珠といった他団体の同階級の実力者との対戦をアピールしており、それを実現させるためにも難攻不落の小川をきっちり仕留めることが出来るかに注目が集まる。
なお、出場が決定していた笠原友希(シーザージム)は練習中の負傷により、欠場となった。