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【NO KICK NO LIFE】宮元啓介、最後のリングへ「20年間で学んできたこと、今までの想い、その全てを明日リングにぶつけたい」

2022/01/08 15:01
 2022年1月9日(日)東京・ニューピアホール『NO KICK NO LIFE』の前日計量が、8日(土)都内にて正午より行われた。今大会は昼の第1部(13:00開始)と夜の第2部(17:00開始)の2部制で行われる。  第1部のメインイベント(第5試合)55.5kg契約3分5Rで引退試合を行う、宮元啓介(橋本道場)は55.3kgで計量をパス。対戦相手の加藤有吾(RIKIX)も55.5kgでパスした。 (写真)那須川天心(右)とも2016年3月にNO KICK NO LIFEで対戦した 現役最後の計量を終えた宮元は「減量するのもこれで最後かと思うと悲しいのかなと思いつつ、こんなにつらい思いはしたくないので嬉しいのかなと、いろいろ複雑な心境です」と笑顔を見せる。  引退試合ということで心境はどうかと聞かれると「いつもとあまり変わりありませんね。でも、試合が終わったらいろいろな気持ちが出てくるのかなって思います。明日にならないと分からないですね」と、今は普段の試合と変わらないとした。  試合については「倒せるなら倒したいけれど、完封勝利でも僕は嬉しいので、とりあえず今回は楽しみながら勝ちにこだわって試合をしたいと思っています」と、勝って有終の美を飾りたいという。 (写真)加藤(左)とは2021年2月に対戦しており、宮元が勝利している 対戦する加藤とは2021年2月に一度対戦しており、その時は宮元が勝利を収めている。「パンチが強い印象があります。前回から1年しか経っていないとしても一度やっていることはデカいので、対策をしてくると思います。だから僕も別人と戦うような気持ちで行きます」と、相手が前回の経験を元に対策を練っていることを警戒し、初対戦のつもりで緊張感をもって臨むとした。 (写真)ポスタービジュアルは、家族一丸となって引退試合に臨む姿がイメージされている 今大会では、宮元の妻である南梓(宮元梓)が一夜限りのラウンドガールとして復帰することが決定したことも話題となっている。南はレースクイーン&アイドルユニットのメンバーとして活躍。2016年末にはRIZINガールオーディションで1位となり、2016年RIZINガールに。引き続き2017年もRIZINガールを務めたが、宮元との結婚を機に2018年1月に芸能界を引退した。  そのことについて聞かれた宮元は「力強いのはもちろんありますが、あまりそこは考えないようしています(笑)」と照れくさそうに笑い、「空手時代を含めてこの20年間で学んできたこと、今までの想い、その全てを明日リングにぶつけたいですね」と、文字通りの集大成となる試合にしたいと意気込んだ。【第1部】▼メインイベント(第5試合)宮元啓介引退試合 55.5kg契約 3分5R宮元啓介(橋本道場/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)=55.3kg加藤有吾(RIKIX/WMC日本スーパーバンタム級王者)=55.5kg▼セミファイナル(第4試合)52.5kg契約 3分5R石井一成(ウォーワンチャイプロモーション/WPMF&IBFムエタイ世界フライ級王者)=52.5kg花岡 竜(橋本道場/KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王者)=52.5kg▼第3試合 53kg契約 3分5R藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)=52.8kgHIROYUKI(RIKIX/第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者)=53.0kg▼第2試合 51.0kg契約 3分3R石井寿来(ウォーワンチャイプロモーション/WMC日本フライ級王者)=50.8kg平松 弥(岡山ジム/イノベーションスーパーバンタム級8位)=51.0kg▼第1試合 50kg契約 3分3R天馬(WSR西川口)=49.8kg杉山 空(HEAT)=49.5kg
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