3月に高校卒業を迎える竹林だが「今まで以上に格闘技に真面目に取り組んでいきます」と気合い十分
DEEP JEWELSで活躍中の竹林愛留(総斗會三村道場)より、『ゴング格闘技』Web読者に向けて新年の挨拶と今年の目標が届いた。
“JK必殺拳”こと竹林は福井県の女子高生ファイター。6歳から兄とともに空手を学び、空手では拳幸塾に所属。禅道会の全日本ジュニアRF武道空手道選手権大会・中学生女子の部で優勝するなど、18歳ながらキャリアは10年に及ぶ。空手で鍛えた打撃を武器にアマチュアMMAで3戦3勝。
2020年大晦日の『RIZIN』では、将来を嘱望される10代の女子高生同士の試合「RIZINチャレンジマッチ」に出場。同じ17歳(当時)のさくらと大舞台での対戦に臨んだが、体重超過のさくらに1R1分37秒、腕十字で一本を取られた(公式結果はノーコンテスト)。
正式なプロデビュー戦として臨んだ今年6月の『DEEP JEWELS 33』でも同じ女子高生の音波と対戦し、キャリアに優る音波から判定3-0でプロ初勝利を奪っている。また、前日計量でボコボコに割れた見事な腹筋を披露したことも話題に。続く9月大会では井上智子に判定3-0(20-17×3)で完勝と連勝を飾るも、10月は古賀愛蘭に得意の打撃をテイクダウンで封じられプロ初黒星。12月大会では同じJKファイターの須田萌里としたが、腕十字で敗れて連敗で2021年を終えた。
「あけましておめでとうございます。今年はいろいろなトレーニングに挑戦して、さらに進化した『竹林愛留』を見せたいなと思うので今年も応援よろしくお願いします!」と、前向きな竹林。
今年の目標には「自分自身のやるべきことは解っているので、常に前を向いて頑張って、いい試合をしていくと共に、DEEP JEWELSで勝利していきたいです」と課題を克服して逆襲していくことを誓った。
ファイターとしては「目標としているところは、ブレずにオールラウンダーなので、一つ一つの練習や試合が身になるように、昨年以上に頑張ります。もうすぐ肩書きからJKも外れてしまうのですが、今まで以上に格闘技に真面目に取り組んでいきます!」と引き続きオールラウンダーを目指す。3月の高校卒業後も、もちろん格闘家として活動していく。
そんな竹林にプライベートでは何をしたいかと聞くと、「高校3年間、学校と道場の往復で終わった感じなので、旅行とかしてみたいです。コロナが落ち着けば、道場の先輩ファイターの海外遠征にも行きたいです。あくまでも応援で!笑」と、高校時代は出来なかった旅行をしてみたいと答えた。