RIZINで朝倉未来に一本勝ちするなど3連勝中も、契約が途切れていた元KSW王者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が、RIZINと再契約をしたことを大晦日全試合終了後の1月1日、榊原信行CEOとクレベルが同席の会見で語った。
クレベルは2月23日(水・祝)静岡のエコパアリーナで開催予定の「TRIGGER」に出場する。対戦相手は「調整中」。
2021年6月に朝倉未来に三角絞めで一本勝ちしたクレベルは、その後、マネージメントサイドとRIZINの話し合いが平行線をたどり、再契約が暗礁に乗り上げていた。
会見でクレベルは「今年、もう一回、RIZINで自分にチャンスをくれてありがとうございました。地元でのスタート頑張ります。サトシ先生と同じようにベルトを獲ります。私はタイトルマッチをやりたいけど、朝倉未来が望むならやる。もし朝倉と牛久が戦えば、朝倉が絶対に勝つだろうから、そこで戦ってもいい」と、今後の意気込みを語った。
会見で榊原CEOは「誰が悪かったというわけではなくて、これからは直に向き合って話をする」と語り、「2022年はフェザー級かフライ級でGPを行う。それはワールドGPに出来るかどうか、3月までは来日出来ないと思われる外国人選手がどうからむかによる。本来ならサトシやクレベルには、日本を代表して米国やロシア、ブラジルの強豪を迎え撃ってほしいし、可能性としてはGP1回戦でクレベルと朝倉未来が対戦したり、Bellator方式で、王者(牛久絢太郎)も1回戦から出場という形になるかもしれない」と話した。
クレベルは、2020年大晦日にカイル・アグォンにダースチョークで勝利、2021年3月に摩嶋一整に三角絞めで一本勝ち、6月に朝倉未来にも三角絞めで一本勝ちで3連勝中だった。