また機会があればお互いにチャレンジしようと思う時が来るといいなと思っています
(写真)12月5日のBOMで初の55kg契約試合を行ってタイ人選手に圧勝したが、試合後には「55kgはまだ厳しい」と語っていた名高
そして榊原CEOは「そういう意味では怒らないで、また機会があればね。次の目標をどう吉成名高がRIZINの中で定めるのかはノーアイデアなんですよ。天心もいなくなっちゃうので。結局はRIZINというところは他流試合の場なんですよ。例えば朝倉未来とやることによって上がっていく、負けることも含めてチャレンジして奪い合う場なんですよ。天心がメイウェザーと戦っていくこともそうじゃないですか。そういうものを持ち寄る場、奪い合う場だし、奪い合うことをしながら何か新しいものを生み出していく場だし。それでいて日本で唯一、地上波ゴールデンっていう発信力のある場なので、その中でムエタイが立ち技最強であることを発信するには最高の装置が揃っている。だからそこはもっともっと言葉を尽くしてその価値を伝えることが出来たらよかったんだろうなって今は思っていますけれど。また機会があれば、何か作り出せることをお互いにチャレンジしようと思う時が来るといいなと思っていますけれど」と、今は次のRIZINにおける名高のテーマはみつからないが、また機会があればRIZINで名高のストーリーを作っていきたいとした。
その後、次のテーマに行こうとしたMCのくるみの言葉をさえぎり、榊原CEOは「それがダメになったのは吉成選手が12月5日に55kgでチャレンジはしてみて、その結果でこの状態ではやはり天心に向き合えないんだってことを決めたと思うんですね。それは彼らの選択なので僕らが最終決めることは出来ないのでしょうがないことだけれど、でも正直そこで僕らは最後チョイスしてくれると思っていたから。どうするんだってところからラストマッチとしてふさわしい相手ってそうそうはいない。みんなの期待感もあって大晦日で。スカパー!で見てくれるハードコアな理解してくれているファンだけじゃなくて地上波のお茶の間で勝負するという時に、知名度があって話題性もあって華もあってというと、五味選手しかいないんじゃないのってことになって。それが2週間前ですよ」と、最終的に那須川のRIZINラストマッチの相手が五味になったと事情を説明した。