大晦日で拳を交えることが決まった那須川と五味
2021年12月31日(金)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.33』の追加対戦カード発表記者会見が、25日(土)都内にて行われた。
これがRIZIN“卒業”マッチとなるRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)の対戦相手は、なんと元PRIDEライト級王者の五味隆典(東林間ラスカルジム)に決定。3分2Rのスタンディングバウト特別ルール(攻撃はパンチのみ)エキシビションで行われる。決着はKOまたはTKOのみで判定は無し。契約体重は設けないが、五味は75kgを切りたいとした。
(写真)会見には武尊のお面をかぶって登場した五味
五味は野球、ボクシング、レスリングを経て1998年11月に修斗でMMAプロデビュー。2001年12月に修斗世界ウェルター級王者となり、2004年からはPRIDEに参戦。怒涛の10連勝を飾り、PRIDEライト級王者となった。PRIDE解散後は戦極を経て2010年3月からはUFCに参戦。5連敗を喫して2017年大晦日にはRIZINで矢地祐介にも敗れたが、2018年7月にはメルヴィン・ギラードをKOして観客を総立ちにさせた。
また、2016年大晦日には魔裟斗とK-1ルールで対戦し、3分5R戦い抜いてドロー(判定決着なし)となっている。昨年の大晦日にも皇治とRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦し、判定2-0で勝利を収めた。