町田がSBに初参戦、迎え撃つは村田
2019年6月23日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2019 act.3』の対戦カードが発表された。
居合抜きの動作をパンチに取り入れた“居合パンチ”を得意とするWPMF世界スーパーフェザー級王者・町田光(橋本道場)がSBに初参戦、前SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)との対戦が決定した。
町田は54戦のキャリアを持ち、WPMF世界スーパーフェザー級王座、所属するINNOVATIONのスーパーフェザー級王座など計5つのタイトルを獲得してきた日本トップクラスの実力者。近年はKNOCK OUTを主戦場として活躍し、2017年12月には大月晴明を右ハイキックでKOしている。
元々はプロレスラー志望ということもあり、数々のオリジナル必殺技を開発。SBルール対応にも自信を見せているという。5月23日には第一子が生まれ、父となった町田は自身のSNSで「俺の名前は町田光。実は次なる挑戦はシュートボクシングなんだ。投げて、極めて、絞めてもOKのルール。まさに立ち技の食べ放題だね」と、新たな挑戦にやる気満々。
迎え撃つ村田は保持していたSB日本スーパーフェザー級王座を返上し、昨年9月にSB日本ライト級王座決定戦で西岡蓮太と対戦。7Rに及ぶ大接戦の末に敗れたが、11月の前口太尊戦、今年1月のヒンチャイ・オー.センスックジム戦、4月のマサ佐藤戦といった強豪との一戦を次々とクリアーし、現在三連勝中。ボクシングトレーニングでパンチに磨きをかけている。
町田はパワーもあり、キックボクシングの試合で首相撲からの投げをたびたび見せている。町田が“立ち技の食べ放題”で新しい一面を見せるのか、それとも村田が名前のある町田を喰うのか。