緑川が久しぶりのタイ人選手との対決を迎える(C)NO KICK NO LIFE
2022年1月9日(日)東京・ニューピアホール『NO KICK NO LIFE』の追加対戦カードが発表された。今大会は昼の第1部(13:00開始)と夜の第2部(17:00開始)の2部制で行われる。
第2部の対戦カードとして70kg契約3分5Rで、元WKBA世界スーパーウェルター級王者・緑川創(RIKIX)とIMCインターコンチネンタルスーパーウェルター級王者プライチュンポン・ソーシーソムポム(タイ/GTジム)の対戦が決定。
緑川は2005年デビューのベテランで、新日本キックボクシング協会でミドル級王座とWKBA世界スーパーウェルター級王座を獲得。K-1 MAX世界王者アンディ・サワーにも勝利した実績を持ち、国内ミドル級最強の一角として長く君臨している。昨年7月よりRISEに参戦し、ウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアから2度ダウンを奪い強さを見せつけるも、その後は海人、憂也に連敗。今年2月に『NO KICK NO LIFE』で高木覚清に判定勝ちすると、6月の『RISE』で宮城寛克に判定勝ち、7月の『NO KICK NO LIFE』では憂也と引き分け、8月はモトヤスックに判定勝ち、9月の『BOM』では柿沼慶にKO勝ちと34歳にして4カ月連続試合に臨み、3勝1分の戦績を収めた。しかし、12月のRISEで新鋭のRYOTAROにまさかのダウンを奪われて判定負け。戦績は54勝(25KO)15敗8分2無効試合。
プライチュンポンは『MAX MUAYTHAI』や中国で試合をしていた重量級ムエタイ戦士で、2019年11月の『KNOCK OUT』に初来日。日本ミドル級トップクラスの元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98に勝利を収めた。その後は2019年12月の『BOM』でガオナー・PKセンチャイムエタイジムとのタイ人対決では判定負けを喫している。2021年3月にはK-1に参戦し、野杁正明と対戦するも判定負け。今回は本来のヒジ打ちありルールでの試合となる。
この試合決定に緑川は「今年は最後の最後に負けてしまい悔しくてしょうがないですが、試合で取り返すしかない!! 今年は4カ月連続等なかなか出来ない経験ができ格闘家としても人間としても成長させて貰いました。来年にかける想いは強いし、負けたら終わりの気持ちです。年明け1発目に最高の試合を約束します」と、再起戦に意気込んでいる。