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【DEEP JEWELS】連敗脱出のケイト・ロータス、約30発の「ヒザ蹴りは凄い練習していた」今後は「上ばかり見ずに一戦一戦を大事に」

2021/12/13 13:12
 2021年12月11日(土)東京竹芝・ニューピアホールで開催された『skyticket Presents DEEP JEWELS 35』の第8試合フライ級5分2Rで、栗山葵(SMOKER GYM)に判定3-0で勝利したケイト・ロータス(KING GYM KOBE)が試合を振り返った。  デビュー前からボディビル大会入賞やそのビジュアルを含めて話題となったケイトだが、デビュー戦で勝利して以降は2連敗。今回は東京へ活動拠点を移して初の試合となり、デビュー戦以来の勝利となった。 「とてもシンプルに嬉しいの一言です。ホッとしています」と笑顔を輝かせるケイトは、「前半は上手くいったかなと思ったんですけれど、後半はちょっとバテちゃって。体重の関係もあって少し力負けてしているかなっていうのはあったので、それこそ来年からは階級であったりも考えていかないといけないと思いました」と、前半に力を使いすぎてしまったことと、通常体重が54~55kgということで(フライ級は-56.7kg)フィジカルの差もあったと振り返る。 (写真)食事制限などの減量は一切せず、55.45kgで前日計量をパスしたナチュラルボディ「ひとつ下の52kg(ストロー級=-52.2kg)でやろうかなって、今日の試合が終わってから思いました」と、階級を下げることも視野に入れているとした。  その苦しい場面でも「試合よりK-Clannでやっている朝練の方がキツいっていうのが正直あって。けっこうゼイゼイハアハアにはなってしまったんですけれど、メンタルがやられるとかそういうことは全然なくて」と、普段の練習のキツさがあったから耐えられたとする。 (写真)セコンドにも伊澤星花(左下)が就いた 東京での練習は「めっちゃ厳しいですね(笑)。東京へ来て1週間はしんどすぎて。何もできなかったのでやっていけるかなって不安になっていたんですけれど、2カ月やりきれているのでそこは大きいかなと思います。K-Clannで濃い練習をしていけば間違いなく今後も勝てると思います」と、苦しさを乗り越えて成果を肌で感じているようだ。  練習パートナーは「伊澤星花選手(DEEP JEWELSストロー級王者)、寝技はKINGレイナ選手、あとはラジーナ選手(元SEI☆ZA)とかいろいろいるので、いろいろな人とやっています」と相手に困らないという。  また「今回は組んで、本当は倒して寝技に持っていきたかったんですけれど、とりあえずは打撃で勝負せずに勝ちに徹するために組んでいくというのがあったので、それを崩さずに最後まで通せたかなと思います」と、課題を持って臨み必ず勝利することを目標に戦っていたと打ち明ける。  ケージに押し込んで足を懸けて引き出したりなど、テイクダウンするための細かい技は「練習ではやっていたんですけれど、まだ甘い部分があったというか。ポイントポイントでしっかり抑えきれていなかったので、そこの練習は徹底してやっていきたいと思います」とまだまだ練習が必要だとしたが、「ただ、あのヒザ蹴りは凄い練習していたことなのでそこはしっかり出せたかなと思います」と、1Rに約30発叩き込んだヒザ蹴りは練習してきたものだと明かした。  連敗を脱出できたのは「負けてなお応援してくださっている皆さんのおかげだと思っていて。東京へ出てくるとなった時にいろいろな方からサポートをするって言っていただいて、連敗を脱出できたのは本当にその人たちのおかげだと思います」と、応援してくれる全ての人に感謝。  そして最後に来年の目標を聞くと「まだまだ経験が浅いので、上ばかり見ずに一戦一戦を大事にして、しっかり試合で課題を作りながら成長していけたらと思っています。とりあえずは1勝1勝を大事にしていきたいです」と、試合前インタビューと同じく一歩一歩着実に前へ進んでいきたいと語った。
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