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インタビュー

【DEEP】RIZIN&DEEP王者・牛久絢太郎、厳しい連戦を勝利し王座防衛に「大晦日もう一丁は無いですね。僕も人間なんで」

2021/12/13 12:12
 2021年12月12日(日)東京竹芝のニューピアホールにて『DEEP 105 IMPACT』が行われ、メインイベントの「DEEPフェザー級タイトルマッチ」(5分3R)で、現在RIIZNとDEEPフェザー級の二冠の牛久絢太郎(K-Clann)が、3連勝の新鋭・神田コウヤ(パラエストラ柏)と対戦。  リーチがありレスリングの強い神田相手に、牛久は打撃戦を作戦に据えると神田も得意のヒザ蹴りを狙うなか、牛久は普段のサウスポー構えからオーソドックスにもスイッチし、右の前蹴り、左の後ろ蹴りをヒット。最終回にはダブルレッグテイクダウンも決めて、接戦を判定4-1(30-27×2, 29-28×2, 28-29)で勝利。DEEP王座2度目の防衛に成功した。  ベルトを腰に戻した牛久は、ケージの中で、「RIZINに出るとそちらばかりが注目されますが、僕は第10代DEEPフェザー級王者として大舞台で戦います。皆さんDEEPにもいっぱい強くていい選手がいます。ぜひ見に来てください。大舞台の試合ももっと楽しめると思います。そうしてもらえたら僕も嬉しいです」と挨拶した。  2021年10月24日の「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で、斎藤裕に2R TKO勝ちでRIZINの王者にもなっていた牛久にとって、試練のホームでの防衛戦だった。  試合後のバックステージで牛久は、DEEPとRIZINフェザー級との2冠のプレッシャーについて、「無いといったら嘘になります。いろいろな思いがあるなかで試合に臨んで、ほんとうに口では言えないようないろいろなことが……でも結果として戻ってきたのでそれがすごく嬉しいです」と、ベルトに手をあてて安堵の表情を浮かべた。  また、今後については、「ちょっととりあえず、ほんとうにこの試合……皆さん想像はつくと思うんですけど、いまはゆっくり考えて」と、休息が必要とし、「大晦日もう一丁、の声があったら」の問いには、「『もう一丁』は無いですね。ごめんなさい、僕も人間なんで」と苦笑いを浮かべた。  1カ月半での連戦で、パラエストラ千葉ネットワークが王座奪取のために送り込んできた強豪を相手にDEEP王座防衛を果たした牛久は、「DEEPの防衛戦、チャンピオンシップをやることで僕のなかですごく強くなっている自信があります。そこに関して、周囲や対戦相手に感謝しています。恩返ししなくちゃいけない、そう考えています」と語り、DEEPのベルトを守ることで自身が成長していることを、周囲に感謝した。  なお試合後、佐伯繁DEEP代表は、前戦で牛久が足の怪我を負っていたことを明かしている。牛久との一問一答全文は以下の通りだ。 ほんとうに口では言えないようないろいろなことが起きた ──試合を終えた率直な感想からお願いします。 「神田選手、すごく勢いがあって強かったです。神田選手のおかげで、自分ももうワンランク強くなれたと思います。ほんとうにありがとうございました」 ──対戦相手の神田選手は、対オーソドックス構えだと左の蹴りが強い印象がありますが、今回はいかがでしたか。 「終始、ずっと左のヒザを狙っているなというのはあって、対サウスポーとして、僕が左を狙っているところに、ヒザを狙っていることは感じていました」 ──一度、金網際で入ったでしょうか。 「うーん、そうですね……まあそれほどは(入っていなかった)」 ──テイクダウンアテンプトはありましたが、神田選手もレスリングが強く、なかなかテイクダウンをさせてもらえませんでした。しかし、最終ラウンドにテイクダウンした。あのあたりは苦しんだところでしょうか。 「僕のなかでも打撃で終始作る、というスタンスでいて、テイク(ダウン)は取れたらいいなというような感じだったんです。3R目はテイクダウンが取れたので、そこでパウンドも打つことが出来ました」 ──この試合は打撃でいく作戦だったと。左フックはかなり警戒されていましたが、オーソドックス構えにもなって右の前蹴りを当てていました。 「そうですね。1発目では絶対に当たらないだろうと思っていて、左ボディから右、左フックと、イチニとつなげてみようと思っていたのですが、やはり試合は難しいですね。そんなにうまくいかないですし、そっちに頼りすぎた部分はありました。  でももともと自分はオーソドックス構えなので、どっちの構えでも行ける。対峙してみてオーソドックス構えにしての右ミドル、前蹴りを相手がすごく嫌がっていて、対処もあまりうまく出来ていなかったので、“ここがキーポイントになるかな”と思って打ちました」 ──後半、左の後ろ蹴りがボディにヒットしました。その時点まであまり見せていない動きでした。 「セコンドの(古川誠一POD)会長から、バックスピンは、『いつもやってる技を出してみろ』と言われて、第三者、セコンド目線ではいまが出せるタイミングなのかなと思い、出したらちょうど当たったので、あれを軸にもうちょいいろいろ仕掛けたかったですね。まだちょっと頭が固いですね」 ──DEEPとRIZINフェザー級との2冠が、試合前から随分プレッシャーにもなったと思いますが。 「無いといったら嘘になりますけど。まあいろいろな思いがあるなかで試合に臨んでほんとうに口では言えないようないろいろなことが……でも結果として戻ってきたのでそれがすごく嬉しいです(ベルトに手をあてる)」 ──接戦で最後にベルトが戻って来た。その決め手になったのは何だったと思いますか。 「やっぱり3R目のテイクダウンが、キーポイントになったと思いますね」 ──3R、フルに戦い王座を防衛しました。次の目標は? 「次の目標は……ちょっととりあえず、ほんとうにこの試合……皆さん想像はつくと思うんですけど、いまはゆっくり考えて」 ──しかし「大晦日もう一丁」と言われるんじゃないですか。 「『もう一丁』は無いですね(苦笑)。ごめんなさい、僕も人間なんで」 ──強敵相手にDEEPの王座を防衛できたことで役目を果たせたと。 「そうですね。DEEPの防衛戦、チャンピオンシップをやることで僕のなかですごく強くなっている自信があります。そこに関して、周囲や対戦相手に感謝しています。恩返ししなくちゃいけない、そう考えています」
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