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【DEEP JEWELS】KINGレイナが「本当のことを話します」と減量について、そして目覚めたエンターテイナーとしての自分

2021/12/10 21:12
 2021年12月11日(土)東京・竹芝ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 35』の前日計量が、10日(金)都内にて13:00より行われた。  第10試合のDEEP JEWELSフェザー級5分2Rで対戦する、KINGレイナ(フリー)は64.60kg、Te-a(AACC)は65.60kgで計量をパス。  相手よりも1kgアンダー、フェザー級リミットの65.80kgを1.2kgアンダーで計量をパスしたKINGレイナは「まあ、そうですね…みんな(私の)体重を気にしすぎなので。明日は私の波にみんなを乗せるので楽しみにしていてください」と、過去の計量オーバーからウェイトのことを言われることに苛立ちを交えたコメント。  計量後のKINGレイナを直撃し、発言の真意を聞くと「みんな体重のことを気にしすぎているので“ふざけんな”と思って(笑)」と、以前の自分とは違うと話し始めた。 「本当のことを話しますけれど、先週の月曜日、11月29日の時点で確かに72.7kgありました(フェザー級のリミットは65.80kg)。だから6月の東戦の時よりもここまで来るのに凄くキツかったです。だけど、昨日の13:00から今日の計量までほぼゼロと言ってもいいくらい水分は摂ってないです。食べてもいないです。それはなぜかと言うと、私の想定的に昨日の13:00~15:00の間で66.0kgだったんですね。そこから飲まず食わずでいれば1.5kgは勝手に落ちるんですよ。それが分かっているので、計画的に落としてきたんです。今回も相手より軽かったんですけれど、まあいっか、と思って。これからゆっくりとOS1を1本1時間かけて飲んで、それをもう1セットしてからおかゆを食べます」と、過去のデータから計画的な減量をしてきたと説明。  丸一日、飲まず食わずでも元気そうで調子もよさそうだと聞くと「元気です。私も自分で調子いいわ、と思っています。肌ツヤもいいっす(笑)。だから明日はいい試合を見せられるんじゃないですか。それくらい自信があるし、明日が楽しみです」と、絶好調のコンディションであると胸を張った。  対戦相手のTe-aについては「相手も今回、さっきマイクで話している時に真面目なこと言いすぎだし、お前やる気あるのかって感じだし。私はいつもだったら計量の時はKINGレイナらしさを出さないつもりでいるんですけれど、今日はバチバチに出してやろうと思ってああいう感じでコメントさせてもらいました。まあ、ナメてんのかなって思うくらいでしたね。もっとオーラ出して来いよって。私はそれを求めているので。それくらい今回は凄く気合いを入れてきているので、ふざけんなって思っています」と、のTe-aの「まだデビューして半年なんですけれど、明日は自分のやるべきことをやるだけなので全て出し切ります」とのコメントにダメ出しする。同時に、明日の試合でもKINGレイナらしさを存分に発揮すると予告した。  MMAの試合は約半年ぶり。前回の東陽子戦から何が最も変わったかと聞くと「格闘技ってメンタル勝負だと思うので、精神面の部分で成長できたのかなっていうのと、考え方が変わりましたね」という。 「プロとしての仕事を全うできるように。エンターテインメントなので。私がいま普段働いている会社はエンターテインメントの会社なんですけれど、私もプロ格闘家としてエンターテイナーとしてしっかり魅せられる試合をしようと思っています。やっぱり人に見せるものって、人をどこまで感動させられるか、感情を動かすことが出来るかが大事なのかなって思います。  昔よりも今の方が、ファンの人たちからYouTube見て感動しました、元気をもらっていますって声をいただくことが多いんですね。今でもありがたいことに。なのでそういうのもあって、その人たちのために負けられないし、もっともっと私を求めている人、楽しみにしている人たちがいるんだろうなって思っているので、それもあってここまでモチベーションを高く持ってこれているのだと思います」と、プロとしての心構えが変わったと答えた。  新生KINGレイナとして、2020年2月以来のMMAでの勝利を勝ち取ることが出来るか。
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