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【RIZIN】「リベンジ5番勝負」だった大晦日、朝倉未来はクレベルを指名も「和解したはずなのに」(榊原CEO)、クレベルは「試合受けた」

2021/12/09 17:12
 2021年12月9日(木)、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』のカード発表会見が行われた。  新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の水際対策強化の影響で、海外選手の日本入国を断念。日本在住海外選手を含む、6カードが追加発表された。  ビザの申請を進めていた選手は、トフィック・ムサエフ、ヴガール・ケラモフ、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボ、三浦孝太の対戦相手に予定していた初参戦のブラジル人の5選手。その全選手が来日不可能となり、カード編成を練り直した。  当初、大晦日はリベンジマッチ5番勝負の予定だった。  ライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザは、MMA13戦中、唯一、敗れているジョニー・ケースとの再戦を予定。矢地佑介はグスタボとのリベンジマッチを予定していた。  朝倉未来はクレベル・コイケとの半年ぶりの再戦を希望。会見で「僕はクレベル(コイケ)選手を実は指名したのですが、いろいろその辺はよく分からないんですけど、斎藤選手が候補としてあがったので、それならやらせていただきますということです」と経緯を語っている。  未来が希望したクレベルにならなかったことについて、榊原CEOは会見後、「11月の早いタイミングでクレベル選手との和解に向けた話し合いをスタートした時点で、未来は『クレベルとやる、クレベルで大晦日お願いします』と。それでクレベル選手にオファーをしたところ、和解したはずなのに『やる』とも『やらない』とも返事をいただけなくて、我々も難しいのかなということで、斎藤(裕)選手と(交渉し、未来も)『斎藤選手でもいいし、誰でもやります』ということになりました。斎藤選手も怪我があった。そうこうしているうちに『1000万企画』で未来も怪我をして、そのへんからいろいろ調整事は増えましたが、最終的に斎藤選手ということになりました」と説明。 「リベンジの試合はいくつかはまってはいるんですけど、この後、あと5~6試合を、来週中盤くらいに発表して、17から18試合としたい」と、大晦日のカードを語っている。  一方、クレベルは「残念ながら今年試合出れなくなりました。 朝倉さん、私をしめ(指名)されたと言うたのに、僕もう試合受けましたけど、なぜこの試合出来なかったかな?!」「牛久残ったのは僕とあなただけだよ笑 お晦日やろうよ !」とツイート。クレベル陣営は、サトシのマネージメントも務めており、和解後、8日もRIZINとのやりとりをするなかで、クレベルの契約について「チャンピオンクローズや契約年数などを話し合っている最中で、交渉が止まっていたという認識はない」としている。  果たして、クレベルのRIZIN再登場はどうなるか。  榊原CEOは、「2022年最初の大会は2月にTRIGGERで場所も決まっています。LANDMARKも1月末から2月に考えていますし、大晦日の全17試合をお伝えできた後に、来年の構想をお伝えできたらと思います」と、語っている。  また、今後、RIZINは、来日を予定して練習を積んでいた外国人選手を支援するクラウドファンディング「Fighters AID」を行う意向を示している。
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