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【RIZIN】ホベルト・サトシ・ソウザが、2連勝中の矢地祐介とタイトルマッチ「去年とは全く別人になっているので期待していてください」=大晦日『RIZIN.33』

2021/12/09 14:12
【RIZIN】ホベルト・サトシ・ソウザが、2連勝中の矢地祐介とタイトルマッチ「去年とは全く別人になっているので期待していてください」=大晦日『RIZIN.33』

王者サトシ・ソウザへの挑戦が決まった矢地。リベンジ&王座奪取なるか

 2021年12月9日(木)、大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.33』の追加カード発表会見が行われた。

▼RIZINライト級(71.0kg)タイトルマッチ 5分3R
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)王者
矢地祐介(フリー)挑戦者


「RIZINライト級タイトルマッチ」として、王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)と、矢地祐介(フリー)が対戦する。両者は2020年8月9日の『RIZIN.22』以来の再戦。初戦は、サトシがテイクダウンからマウントを奪い、1R、パウンドでTKO勝利を収めている。

 その後サトシは、2021年3月に徳留一樹に一本勝ち。2021年6月の東京ドーム大会で、アゼルバイジャンのトフィック・ムサエフを1R1分12秒、三角絞めに極めて、初代RIZIN世界ライト級王者に。大晦日に海外強豪を相手に、同王座の初防衛戦に臨む予定だっが、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、外国人の新規入国が困難となり、今回の矢地戦に臨むこととなった。

 対する矢地は、2020年9月に大原樹理にも1R TKO負けで連敗を喫したが、KRAZY BEE所属からフリーとなり、ロータス世田谷の八隅孝平に師事し、当時、修斗世界王者だった川名TENCHO雄生、DEEPライト級王者の武田光司の両者に判定勝ちで2連勝をマークしている。


(写真)昨年8月の初対決では1R1分52秒、パウンドでTKO勝ちしている

 会見に出席した矢地は「どうも、やっち君です。このカードを聞いて賛否両論あると思うし、皆さんいろいろ思うところあると思いますが、今の世界の情勢だったり外国人が来れない状況もあって自分としても正直ラッキーだと思っています。去年の6月にサトシ選手と1回やっていて、まあボコられて。あっという間にやられているんですけれども、それから環境を一新してチームも練習仲間も変えていって今年その結果が少しずつ出てきて2連勝という結果を迎えられて。去年とは全く別人になっているので、そういう意味で僕自身も凄くサトシ選手と戦うの楽しみですし、期待していてください。大晦日らしく派手な試合をするつもりですし、去年あんなところにいた僕が今年チャンピオンと戦って勝って、ベルトを巻く姿は凄くいいものだと思うので皆さん矢地祐介に夢を託してください」と、アツく意気込みを語った。

 前回の試合を踏まえての印象は「寝技は皆さんご存じの通り強いし、フレームが大きくて手足が長いし、なおかつ拳も硬いタイプで。意外と打撃も一発があったり、という印象ですかね」と評し、「どう戦うか、どう勝つかにはついては決まったばかりなので、これからチームと対策だったり戦略を考えて。最終的に僕の手が上がって勝利者コールを受けられたら、と思っています」と、どんな形でも勝ちたいという。

 現時点で自分の方がサトシよりも上回っていると思う部分に関しては、「打撃に関しては僕の方が上回っていると思いますし、組みの展開でもテイクダウンディフェンスだったりテイクダウンすることは僕の方が上回っていると自信を持って言えるので。あとは寝技の部分をどう攻略していくかをこれからチームで考えて1日1日を過ごしていこうと思います」と、攻略に自信をのぞかせる発言もあった。

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