憔悴した海斗(右)にフェイス・トゥ・フェイスを仕掛けた安保(C)K-1
2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の前日計量&記者会見が、3日(金)府内にて13:00より行われた。
第13試合のスーパーファイトK-1ウェルター級3分3R延長1Rで対戦する、安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)は67.45kg、海斗(ポゴナ・クラブジム)は1回目が69.0kgで1.5kgオーバーとなったが、規定の15:00までの再計量で安保立ち合いのもと67.45kgでパスした。
会見で海斗は「まず安保選手をはじめスタッフとファンの皆さん、13:00の計量に間に合わなくて申し訳ありませんでした。再計量で安保選手の前でパスしたので、あとは明日仕事するだけなので頑張ります」とお詫び。
安保は「海斗選手が13:00の計量に来なくて、煽りVとか見ていたら会見でしばいたろかって言ってて。今日しばかれる準備をしていたんですけれど、来なかったので逃げたのかなと思っていました。でも15:00に1時間くらいで約1.5kgちゃんと落としてきて。ちゃんと根性あるなってことで、敬意を表して明日は1Rからボコボコにしていきたいと思います」と言い放つ。
だいぶ憔悴した表情の海斗だが「コンディションはこれから調整していくので大丈夫です」と言い、安保有利の下馬評に対しては「それは最初から分かっているので大丈夫です。勝ちます」と答えた。
会見前には海斗にフェイス・トゥ・フェイスを仕掛けた安保は「気合いがちゃんと入っているのかを確認するために見ましたね」とその理由を話し、「俺としては69kgと聞いた時点で、別に対戦相手が何kgでもいいですし、グローブハンディも減点すらもいらんと思っていたので。この程度の選手に圧倒的に勝てなかったら今の王者をイメージすることは出来ないので。という感じでしたけれど、しっかり体重を落としたことは素晴らしいと思います」と、海斗がしっかり落としてきたことに感心したようだ。
9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」から短いスパンでの試合出場となるが、「トーナメントが終わってから2カ月くらいですが、休んだ期間も1~2週間くらい。トーナメントの調子のまま来れているのでコンディション自体はいいです。注目が集まってる感じは自分の中ではないですが、このレベルの選手に手こずっている場合じゃないので圧倒的な差を見せてKOで勝ちます」と、KOを宣言した。