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武蔵と“火の玉ストレート”藤川球児がコラボでスパーリング、昨年末「RIZIN参戦」報道の真相も

2021/12/02 21:12
 阪神のスペシャルアシスタント(SA=特別補佐)や野球解説者として活躍する藤川球児が12月1日(水)に公式YouTubeチャンネル『藤川球児の真向勝負』にて、K-1ヘビー級で活躍した武蔵とのコラボ企画を配信した。  藤川は“火の玉ストレート”と呼ばれる打者の手元で浮き上がるような速球を武器に、日米通算245セーブの大クローザーとしてプロ野球選手として大きな功績を残した。現在は阪神球団のスペシャルアシスタント(SA=特別補佐)やNHKにてプロ野球解説者に就任。論理的に分かりやすい解説で野球ファンから人気を博し、選手引退後も野球界を牽引する存在として活躍している。  2020年11月に開設した公式YouTubeチャンネル『藤川球児の真向勝負』は、チャンネル登録者数が25万人を超えており、自身の恩師である元プロ野球選手・清原和博氏や、藤川と同じくプロ野球解説者としても活躍する上原浩治氏などをはじめとした野球界のレジェントたちと対談するスペシャル企画や、「野球チップス開封動画」「ゲーム実況」など様々なコンテンツを配信。藤川の巧みなとトークで野球ファンを中心に多くの視聴者の心を掴んで来た。  そして今回、K-1ヘビー級のレジェンドである武蔵とのコラボスペシャル企画として、藤川が武蔵から直々にワンツーパンチを伝授してもらい、真剣勝負でスパーリング対決を行った。。  動画序盤で藤川は「本当に格闘技が好きで、子供のころ空手を習いたかったが野球を始めたので出来なかった」「どうしても自分に格闘技のどんなセンスがあるのか気になった」「実際には使わないけど、強い男になりたい!」とワンツーポーズを決めながら、兼ねてより深く興味を持っていた格闘技に満を持して挑戦する意気込みを語る。  その後、武蔵と対面すると、2人は現役時代からの友人で、12~13年の付き合いがあることを明かし、藤川が今回のコラボで武蔵に格闘技を教えてもらいたい旨をお願いすると、武蔵は「一番格闘技に共通している身体の使い方は野球だと思う」と持論を語り、「ポテンシャルあるから」と藤川の身体能力に期待を寄せた。  また昨年末に、藤川へRIZIN参戦のオファーがあったというニュースが出たことについて、「あれどういうこと? うそやん、聞いてないで! と思った」と武蔵が切り込むと、話題の提供だけであったという内情を明かし、「仲良しだから、水臭いなと思ったし、格闘技やるなら俺がセコンドにつくで! と思った」と笑い話ながら嬉しい申し出も。  その後は武蔵から真剣なワンツー指導がスタート。構え、パンチの打ち方、相手との距離の取り方など、細かい部分から丁寧に武蔵の指導を受ける中、体幹を使ったジャブの打ち方のコツを聞いた際には、「野球も同じ」と動きに共通点があることを発見するなど、プロ野球選手として活躍していた藤川だからこそわかるポイントも。  ジャブの練習を終え、ストレート習得に進んだ際には「火の球でるかな?」と自身の速球とかけて笑顔を見せながらも、武蔵の熱血指導に「むずい」「自分では全然(できていない)です…」と苦戦するが、最終的には「難しいけど、めっちゃ楽しい!」と夢中に。  全ての指導を終えると、武蔵から藤川に、「実際に教えたパンチで、俺に顔面パンチを当てられるか実践を踏まえて体感してほしい」とスパーリングの提案がなされ、実際にスパーリングで対決することとなった。  コメント欄には動画を見たファンから「武蔵さんとのコラボ贅沢な組み合わせ」「野球を掘り下げる動画も好きですが、野球以外を扱う動画も好き」「素晴らしい動画」など続々と感想が寄せられている。  また、2人の真剣スパーリング第2ROUNDの模様は武蔵の公式YouTubeチャンネルにて公開されている。
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