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【K-1】黒田斗真、壬生狼一輝との再戦は「毎回違ったファイトスタイルでいけたらと思って、今回は打ち合い」

2021/11/30 22:11
【K-1】黒田斗真、壬生狼一輝との再戦は「毎回違ったファイトスタイルでいけたらと思って、今回は打ち合い」

必殺の“左”にさらに磨きをかける黒田。バンタム級最強の証明を果たすか(C)K-1

 2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1バンタム級3分3R延長1Rで壬生狼一輝(力道場静岡)とダイレクトリマッチを行う黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)が公開練習を行った。


 壬生狼と黒田は5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメント決勝で対戦。黒田は1回戦(vs池田幸司)をKO勝利、準決勝(vs松本日向)でも2度のダウンを奪って判定勝利し、決勝では壬生狼をわずか31秒で秒殺KOして優勝した。

 改めてトーナメントを振り返り「今までやってきたこと、練習してきたことが間違いじゃなかったと証明できた試合でもありましたし、自分の自信にも繋がったと思います」と話した黒田。トーナメントは3試合中2試合でKO勝ち・3試合全てでダウンを奪っている完璧な試合内容だったが「前回の試合から半年以上空いていて、僕も成長している部分もある。前回と違ってこういうこともできるんだぞという姿を皆さんに見せたい」と、新たな一面を見せたいと語る。


 この日の公開練習で、黒田はパンチの威力を見せつけるかのように一発ずつを丁寧に、そして力強く打ち込むミット打ちを披露。「会見でも打ち合いをしたいと言っていたし、毎回同じ試合をしていたら面白くないので、毎回違ったファイトスタイルでいけたらと思って、今回は打ち合いを目的とした練習をしてきた」と公開練習の意図を明かし「トーナメントでは打ち合って倒したという場面がなくて、狙いすまして一発を当てた感じだったので、今回は成長した新しい自分を見せたいという思いで打ち合いたい」と、7カ月間の成長を証明するためにも打ち合うと宣言。今回はトーナメントで見せたテクニックに、打ち合う強気な一面が加わったニュースタイルを披露する場となりそうだ。


 対戦相手の壬生狼とはバンタム級トーナメント決勝で対戦。Krushバンタム級王者でトーナメントの優勝候補だった壬生狼を相手に、黒田は1Rわずか31秒でKO勝利を収めて周囲を驚かせた。

「早く終わりすぎて、あまり内容とかわからない部分もあるんですけど、壬生狼選手の他の試合を見ていてもすごく強い選手なので全然油断はしていない、初めて対戦するつもりで対策もしてきましたし、前回の試合はなんの参考にもならないと思ってるので、作戦も練習もイチからしっかり作り直してきたのでそこを楽しみにしてもらえればと思います」と油断は一切なし。


 そのうえで「改めて僕の方が強い、僕がバンタム級で一番というところをみんなに再確認してもらえたらと思います」とお互いに万全のスーパーファイトでも壬生狼を返り討ちにすると言い放った。


 バンタム級日本最強決定トーナメントをきっかけに、Krushでもバンタム級の試合が続き、バンタム級が階級としても盛り上がりを見せている。そんなバンタム級の現状を聞くと、黒田は「すごく華のある選手がいたり、盛り上がってきてるのかなとは思うんですけど、僕が目指しているのはそこではない」と、ライバルたちを一刀両断。「僕はK-1バンタム級の世界のベルトを作ってもらって、そこで世界チャンピオンになることが目標。この間のトーナメントで周りのみなさんにちょっとは恩返しできたと思うので、次はK-1の世界タイトルを獲って恩返ししたい」とK-1王座奪取の野望を語った。

 また今回の試合は約2年半ぶりの地元大阪での試合となるが、黒田自身は「大阪でも東京でも僕がやることは変わらない。しっかり最高のパフォーマンスを応援してくださっている人やファンの方に見せるだけです」と話している。

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