K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】EITOが神保克哉に厳しい指摘「彼は口だけ達者で、声震えとった」「ハッタリでも何でもいいから男ならかまして、拳でぶつかってくれよ」

2021/11/25 17:11
 2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトの-73kg契約3分3R延長1Rで神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)と対戦するEITO(Respect All Fear None)が公開練習を行った。  EITOは本来東京を拠点に活動しているが出身地は大阪だ。そこで今回は大会に合わせて東京から故郷の大阪へUターン。縁のあったLION GYMで調整に励んでいるという。実は大阪出身ながら、EITOが大阪で試合をするのは、エキシビションマッチを除くと今回が初めて。地元での試合出場は「本当にやっと帰ってきたというのが第一にありますね。普段は東京の試合だと見られない方も多いので、やっと本当に帰ってきたという感じですね」と待望の凱旋となる。  しかも、前回のEITOの試合は今年3月の『K’FESTA.4』日本武道館大会で、木村“フィリップ”ミノルの負傷欠場を受け、代打としての緊急出場だった。新たに自身のRespect All Fear Noneというチームを立ち上げての1発目の試合でもあったが、スクランブル発進による準備不足もあってか、MIKE JOEに敗戦を喫した。だが、今回は準備万端で臨むことができる。 「K-1という大きい舞台の厳しさ、現実を目の当たりにして、準備を積み重ねていくこと、トレーナーとの信頼関係、チームでやることの大事さを痛感したので、今回は仕上がりが全く違うと思います」と、地元で調整していることもあり自信を見せている。  だが、苛立ちを隠せないのが対戦相手の神保の言動だ。神保の選手としての印象を「ないんですよね。公開練習を先に向こうのが公開されていたので拝見したんですけど、『見たとて…』っていう感じなので」と冷ややかな反応のEITO。記者会見では東京出身の神保がなれない関西弁を駆使して挑発をしてきたが、あまり噛み合うこともなく、後日、神保からは「もっとバチバチ来てほしかった」とダメ出しも出された。  EITOにしてみれば、「僕も青コーナーやし挑戦者側じゃないですか? やったろうと思って、昔の名残があって、かましてやろうと思ってたら喧嘩したことのない子というか」と逆に肩透かしを食ったという気持ちがある。「『ほなあ…』とか関西弁を使って、あんな捕まえようのないことをされたら、こっちは関西人だし、あの会場の雰囲気を見て笑いに変えようと思っていろいろ言ってたら、最後の一言、『1試合目でやりたい』って。それだけハッキリ喋ったから、なんかもう難しい人やなと思って」と、神保の会見での喋りには呆れた様子だった。 「ハロウィンにいっぱいいましたよ、神保選手。『東京リベンジャーズ』が流行ってるから特攻服(の仮装)がめっちゃおって、練習終わりに渋谷のほうを歩いていたら『神保がいっぱいおるわ!』って思って、頼むから練習してくれって感じですよ。俺は仕上げてるんで、黙って準備してほしいです」と、神保に対しての言葉は厳しくなるばかり。 「特攻隊長というキャッチフレーズがあるんだったらやろうよって俺は思うんですよ。根性出してほしいなって思っているし、ハッタリでも何でもいいから男ならかまして、拳でぶつかってくれよって。俺は行ったるから、ちょこちょこすんなよって。彼は口だけ達者で、声震えとったけど、そこは歯を食いしばってリングの上はバッチリやろうっていう感じはありますね」と、舌戦ではなく神保との本気の激突を望んでいるようだ。  だが、神保が提唱している-75kgの新階級設立に関してはEITOも賛同。「そこはリスペクトしているし、無理だろうと思うところを頑張ってくれていますよね」と神保の新階級設立へのアピールに関しては評価している。「減量がキツいっていうのは正直あったので、俺もそこを目がけて」と便乗しつつ「俺のほうが華があるし、俺がこれから盛り上げるよって思っていますよ。新階級の設立に向けて、挑戦の一戦だと思います」と、地元のファンの前で新階級の主役の座をぶん捕る算段もしているようだった。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント