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朝倉未来が『1000万円』企画を終えて「2度とこういう企画をすることはない」「喧嘩はカッコいいことではない」

2021/11/22 12:11
朝倉未来が『1000万円』企画を終えて「2度とこういう企画をすることはない」「喧嘩はカッコいいことではない」

2人目の後藤との戦いが行われたコンビニのセットは、棚などは発泡スチロール製、床もマットが敷いてあり安全性を確保して行われたという(C)ABEMA

 2021年11月20日(土)にABEMA PPV ONLINE LIVEにて『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』が放映された。番組放映前から大きな話題を呼び、朝倉によればPPV売り上げが過去最高だったのだという。

 企画を終えた朝倉は翌日の21日、自身のYouTubeチャンネルにて「1000万企画を終えて」と題したインタビュー動画をアップ。企画を振り返った。


 朝倉は冒頭と最後に「一番言いたいこと」として「これで喧嘩する子が増えてもよくないと思うし、喧嘩はカッコいいことではないと思うので。ここだけは凄く言いたいことで。出来ればそういう喧嘩とかをしている人を止めてあげたりとか、喧嘩を止める人が一番カッコいいので。いじめられている子を助けてあげるとかね。そこだけは勘違いしないで欲しいなってことをまず前提で置いておいて」と、真似をすることや喧嘩をすることは良くないと強調した。


(写真)1人目の挑戦者が朝倉に投げたベンチも発泡スチロール製

 その後は、場所が千葉の山奥で行くのに2時間かかったことや、マウスピースは全員が着用していた、床は分厚い芝生や格闘技用マットにスプレーで加工したものであったこと、コンビニの棚などは全てセットで発泡スチロール製であったことなどの裏話を明かし、世界観を作るための演出であって安全性を確保していたとした。


「俺もちょっと手加減はしているのよ、実は。あれでもね。モハン・ドラゴンさんの時は振り抜いたんだけど、(他の2人は)ああいう思い切り振り抜いた感じではなくて、実は」と、プロ格闘家であるモハン以外の2人には手加減する余裕があった、とも。


「でも結果として(2人目は)歯が折れたみたいで。一人目の子も鼻が折れたのかな。でもそれくらいの覚悟はさすがに持ってきてるでしょっていう。これで(あからさまに)手加減しても批判が来るだろうし」と挑戦者の状況を説明し、自らも「後藤さんとやった時に左の膝の半月板がずれて。ヒザがマジで痛くて歩けんくらい痛いんだけど。ドクターストップされていたよ。モハン・ドラゴンやめた方がいいみたいな。でも、みんな見てるしさ。頭に当たったのよ、ヒザが。でも気合いで言ったっていうね。いまめっちゃ痛い。あそこで辞めたら批判が来る、何しても批判が来るから」と、左膝の半月板がズレたことも明かした。


 朝倉は「3人とも凄いことだと思うよ。またYouTubeでお会いしたい」とこの企画に挑戦してきた3人の勇気を称え、当日棄権した元KAT-TUNの田中聖については「賢明な判断。それもリアル」とした。


 朝倉はこの企画を「やってよかったと思う」と言うが、「ひとつ言えることは、2度とこういう企画をすることはないです。僕は。やっぱり本業格闘家で、こういう企画によって格闘技が広まるというのは絶対にそうだから受けたんですけれど、メインは格闘技で。クレベル戦で負けてから強くなっているので、早くリベンジがしたいなっていうところ。そこが一番なので今後やることはない」と、これが最初で最後になり、クレベル・コイケへのリベンジへ向けて邁進して行きたいと語った。

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