2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との対戦が決まっていた第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者K-Jee(K-1ジム福岡チームbigineing)の欠場が発表された。
K-Jeeは腰部捻挫・背部挫傷(上部)で、1カ月の安静が必要と診断されたため、今大会を欠場。代わって工藤勇樹(エスジム)が谷川とK-1クルーザー級3分3R延長1Rで対戦する。
工藤は47戦のキャリアを持つベテラン選手で、2015年10月に蹴拳インプレッションルールライトヘビー級初代王座を獲得。2017年12月には現在K-1に出場している実方宏介からも勝利を収めている。K-1 JAPAN GROUPには2016年7月から参戦し、2勝3敗。今年3月には第2代KROSS×OVERヘビー級王者となり、7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・リザーブファイトでは中平卓見にバックキックでKO勝ちしてベテラン健在ぶりを示している。戦績は25勝(15KO)20敗2分。
対戦相手の変更に谷川は「怪我しちゃったかーと思いました。対戦相手はトリッキーという印象です。相手が変わってもやることは変わらず、世界で戦えることを証明して圧勝します」と、すでに気持ちを切り替えているコメント。工藤は「急遽のオファーでしたが、こういう時こそチャンスだと思いました。谷川選手は日本人選手には負けていないので、かなり強敵だと思います。圧力もスピードもありそうです。自分らしく戦うこと、自分の個性を見せて評価してもらいたいと思います」と、このチャンスを活かしたいとのコメントを寄せた。