2021年11月20日(土)にABEMA PPV ONLINE LIVEで放映される『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』企画の事前番組、『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円 極悪挑戦者発表SP』がABEMAにて18日(木)19:00より放映された。
その番組内で4人目の最後の挑戦者として発表されたのは、なんと元KAT-TUNの田中聖。元国民的アイドルグループの一員だった田中は、2017年5月に大麻所持で逮捕され、現在は音楽活動をしている。
番組が放送された翌日の19日には、ABEMA 格闘CHの公式YouTubeチャンネルで田中の紹介動画が公開された。その中で田中は、逮捕された現場にて「出場を決めた理由でもある、このストリートで終わったので、多分無理だと思っている人の方が多いと思うんですけれど、このストリートで終わったからここからちゃんと這い上がりたいというか。多分チャンスは…これがチャンスなのかも分からないけれど、きちんと掴みたいというか。待ってくれていたファンのためにもきちんと這い上がらないといけないし、終わったまんまではいれないので」と、ストリートからやり直すのが動機だと説明。
格闘技経験は小学校の頃に空手、カポエラ、ボクシング、シュートボクシングを齧った程度だという。
勝てる確率を「1%でも上げられるように」と、向かった先はかつてRIZINで朝倉との試合が組まれたが、コロナの影響で実現しなかった朴光哲のいるジム。朴とのスパーリング、「喧嘩は組み合って揉み合いになる。そこで有利になれるように」と首相撲を教わったほか、朝倉未来vs萩原京平の試合を見て「こういう癖があるんだってことを知れたら次からの練習にも活かせてくるので」(田中)と研究もする。
「一発でも確率を上げるためにもう一段階気合い入れて練習したいと思います」と練習に励む田中に、朴からは「基礎は出来てきているので、バコーン入れる」と秘策を伝授する。それをスパーリングで試したところ、相手に鼻血を出させた田中。秘策は映像では確認できないが、何をやっているかは大体想像がつくようになっている。
そして「向こうは殴り合いのプロかもしれないですけれど、カメラの前では俺もプロなんで。そういう意味ではいい喧嘩を見せたいなって」と、エンターテイナーとして視聴者を楽しませる喧嘩を見せたいと田中は意気込んだ。