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レポート

【Bellator】女王サイボーグが3度目の防衛成功でケイラ・ハリソンとエール、ヘビー級はヴァッセルがフォーチュン降す、アーロン・ピコが元LFA王者に初の「判定」勝ち

2021/11/13 12:11

▼フェザー級 5分3R
〇アーロン・ピコ(米国)145.4lb(65.95kg)
[判定3-0] ※30-27×2, 30-26

×ジャスティン・ゴンザレス(米国)145.6lb(66.04kg)

 RIZINとの交流も注目されるフェザー級。

 MMA8勝3敗の超新星アーロン・ピコは5位。現在ランク外相手に4連勝中で、6月にエイデン・リーを3R アナコンダチョークで極めている。

 対する12勝無敗のジャスティン・ゴンザレスは8位。LFAフェザー級王座決定戦で勝利し、Bellator入りし、6月にタイワン・クレストンをスプリット判定で降している。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に左ローのゴンザレスに、ピコはシングルレッグで引き出しテイクダウン。亀になるゴンザレスをがぶりノーアームギロチンチョークはピコ。頭を抜くゴンザレスのスタンドの入りに、カウンターのニータップはピコ!

 そのままドライブしてテイクダウン。しかし下のゴンザレスも関節蹴りで蹴り押し、そのスペースで立ち上がる。なおもシングルレッグのピコを切るゴンザレス。左フックを振るが、そこに得意の左フックはピコ!

 さらに右の高い前蹴り、右アッパーで詰めるとクリンチボクシングも。引き落としてアームドラッグを狙う。頭をつけて左アッパーを狙うピコはさらに左!

 後退したゴンザレスを詰めると右の後ろ廻し蹴りからシングルレッグへ。そこにギロチンチョークを合わせるゴンザレスだが、頭と対角にパスして防ぐピコ。

 両脇をオーバフックでガードポジションのゴンザレス。その立ち上がりをがぶるピコ。ゴンザレスはそのクラッチを持ち、ギロチンチョークを警戒するとピコはダースも狙う。

 2R、詰めるピコはシングルレッグ、さらにダブルレッグでクラッチし、マット中央に向けてテイクダウン! サイドを奪うと右で脇を差すが、ゴンザレスもブリッジで跳ね上げ亀に。

 そのバックに回るピコにたすきをかけさせず脇を潜って腕を持つゴンザレス。正対を試みるが、足首を持ちコントロールするピコに立ち上がるゴンザレス。ピコはスタンドバックからヒザを突く。

 突き放すゴンザレス。ピコの入りに左右を狙うと右を振って前に。しかし、そこをがっちり受け止めてシングルレッグテイクダウンはピコ! サイドを奪い右で脇差し、左ヒジをゴンザレスの顔に滑らせる。亀になって立とうとするゴンザレスに右でワンフックでバックを奪ったピコは両愛をかけて、正対際にフルマウントに。抱き着くゴンザレスをヒジで剥がす。

 3R、高いガードでじりじりと詰めるピコ。右カーフキックを打つゴンザレスを詰めて右で差して押し込むと左ヒジ! 突き放したゴンザレスに左ミドルも当てる。

 ゴンザレスは左ローを当てると足が流れたピコ。互いの入りに頭が当たるが、その際でダブルレッグテイクダウンはピコ! ハーフガードのゴンザレスを右で脇差しパスガードする。腰を切りハーフに戻すゴンザレス。

 ピコは右で腰を抱き左手でパウンド。その右手をオーバフックするゴンザレスだが背中を着ける。さらに右で腰を抱き、頭をつけて寝かせるピコはサイド奪取。ゴンザレスが背中を見せて亀になったところにバックへ。それを嫌ったゴンザレスも正対しハーフに。

 ヒザを立てて座ると、そこにギロチン狙いのピコ。ゴンザレスの立ち上がりに左ボディ! しかし前に出るゴンザレスも左右を振るが、そこにピコは巧みに四つに組んで小外がけテイクダウン! ゴング。

 判定はピコが大差判定3-0(30-27×2, 30-26)勝利も、12戦目にして初の「判定」での勝利となった。

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