今年のK-1甲子園 -60kg優勝の天野(左)がプロデビュー戦、対する佐生も今回がプロデビュー戦でデビュー戦同士のメインイベントとなる
2021年11月13日(土)東京・GENスポーツパレス『Krush-EX 2021 vol.6』の前日計量が、12日(金)都内にて13:00より行われた。
メインイベント(第8試合)Krushフェザー級3分3Rで対戦する、天野颯大(キング・ムエ)は57.25kg、佐生光一(K-1ジム五反田チームキングス)は57.35kgでそれぞれ計量をパス。
天野はK-1甲子園に1年生、2年生と連続出場するも1回戦で敗退。最後のチャンスとなる今年3年生で優勝を果たした。決勝は3試合の中で最も荒々しい展開となり、両者足を止めての打ち合いも見せる乱戦模様。その中で左右フック、ヒザを繰り出す天野に須田がクリンチする場面が後半多くなり、判定3-0で天野が勝利した。今回プロデビュー戦を迎える。
プロ初の計量を終えた天野は「緊張しかなかったんですけれど、今はホッとしています。とりあえず、自分の一番の難関だと思っていた減量という難関を乗り越えたので少し安心はしています」と、緊張から解放された笑顔。
「準備の方は万端です。相手をバッチリ倒す練習をしてきたので」と自信をのぞかせ、「対戦相手もけっこう闘志が伝わってきて、明日はいい試合になりそうだなと思いましたね」とメインにふさわしい試合になりそうとの予感があるとした。
デビュー戦をどんな試合にしたいかと聞かれると「K-1甲子園王者としても僕の名前を知らない人がいっぱいいると思うので、僕の名前を知ってもらえるようなインパクトのある試合をしたいですね」と、まずは知名度が上がるような試合にしたいという。
自分のどこを注目して見て欲しいかとの問いには「僕はムエタイジム出身なので、K-1スタイルにムエタイの技もちょくちょく入れている部分があるのでそういう戦い方を見ていただければいいかなと思います」と、K-1スタイルにムエタイのテクニックを融合した戦い方を見て欲しいとする。「まだまだ未完成ですけれどね」とも付け加えた。
また、派手な赤に染めた髪色については「自分が赤色が好きなのでずっと赤で貫き通しています。特に意味はないです(笑)」と答えている。
対する佐生も同じくプロデビュー戦。第39回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝の実績を持つ。
Krush公式HPにて「僕は17歳からキックボクシングを始め、20歳で東京に来て本格的に(格闘技を)始めました。これまでK-1アマチュアのAクラストーナメントで優勝しています。(この試合が決まって)やっと実力を証明出来るっていう気持ちでした。(対戦相手の印象は?)高校生チャンピオン。(この試合に向けて)試合が決まったからというより、毎日強くなるための練習をしてるので特に変わりはないです。相手に何もさせずに勝ちます。自分はトータルなんでも出来るので、更に穴を埋めて穴のないファイターになります(これからの目標は?)最短でKrushチャンピオンになります」と、意気込みを述べている。
なお、2名が1回目の計量でオーバーしたため再計量、1名が到着遅れで到着次第の計量となる。
▼メインイベント Krushフェザー級 3分3R
天野颯大(キング・ムエ)=57.25kg
佐生光一(K-1ジム五反田チームキングス)=57.35kg
▼セミファイナル Krushバンタム級 3分3R
祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)=53.3kg→再計量
山西 練(POWER OF DREAM)=52.6kg
▼第6試合 Krushフライ級 3分3R
麗斗(K-1ジム総本部チームペガサス)=49.9kg
石郷慶人(K-1ジム福岡チームbeginning)=51.05→51.0kg
▼第5試合 Krush女子アトム級 2分3R
豊嶋里美(TEAM OJ)=45.25kg→再計量
紗依茄(月心会チーム侍)=44.3kg
▼第4試合 -54kg契約 3分3R
小島卓也(優弥道場)=53.75kg
井上海山(POWER OF DREAM)=53.6kg
▼第3試合 Krush女子フライ級 2分3R
小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=51.85kg
ARINA(闘神塾)=51.0kg
▼第2試合 Krush女子アトム級 2分3R
加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)=44.85kg
乃亜(昇龍會)=※到着遅れ
▼第1試合 Krushライト級 3分3R
井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)=62.5kg
下村泰平(TOP STAR GYM)=62.3kg