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【修斗】メインは5Rの女子世界王座戦、黒部三奈「1R目からドロッドロの対決に」vs. SARAMI「私の方がスタミナも技術も上」=11月6日(土)新木場

2021/11/05 22:11
 2021年11月6日(土)、東京新木場・USEN STUDIO COASTで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.7 』の前日計量が5日、都内にて行われ、全6試合の12選手全員が計量をパスした。  メインで「女子世界スーパーアトム級タイトルマッチ」に臨む王者・黒部三奈(マスタージャパン東京)は49.9kg、挑戦者のSARAMI(パンクラスイズム横浜)は49.8kgで、ともにパス。  両者は3度目の対戦で、1度目は2014年11月の「DEEP JEWELS 6」で黒部が1R リアネイキドチョークで一本勝ち。2度目は、2018年3月に「DEEP JEWELS アトム級タイトルマッチ」(5分3R)として王者・黒部にSARAMIが挑戦。黒部が判定勝利で初防衛に成功している。  現在は、黒部が修斗でも王座を獲得し2団体で女王となり、 SARAMIはONE WarriorSeriesを経て、修斗に参戦した。  修斗での初防衛戦に臨む黒部は、「SARAMIちゃん、久しぶり。久しぶりに試合ができるので嬉しいです。ずっと対戦相手がSARAMIちゃんに決まってから、寝ても覚めてもSARAMIちゃんの事を考えて、辛い練習も耐えてきました。たまに、セコンドにつくであろう、北岡(悟)さんのことも考えて頑張りました。明日はその全てをぶつけたいと思う」と、コメント。  対するSARAMIは、「パンクラスイズム所属でDEEP育ちの私が、修斗のベルトを巻くということは、ちょっと意味があることだと思っています。なので明日はベルトを取りに行きます」と、北岡悟と道場を通してPANCRASEのイズムを体感し、DEEP JEWELSマットでキャリアを積んできた自身が、修斗の頂の象徴であるベルトを巻くことに意味があるとした。  過去の2戦は3Rマッチだったが、今回は修斗チャンピオンシップの5R制、最大25分間の戦いとなる。  実力が拮抗していた前戦では、先にSARAMIが左を打ち抜きダウンを奪い、大外刈などの投げ技でもテイクダウン。バッククマウントを奪うなど攻勢に立ったが、小さ目のリングで終始、距離を詰める黒部が中盤から、さらに手数を増やし、左ストレートを当てるなど反撃。判定3-0で逆転と言っていい勝利を掴んでいる。  今回が5R制になることについて問われた挑戦者は、「前回、試合をしたときは3Rで、新宿FACEの結構、狭いリングだったので、今回は広い金網で戦えるという点では、私はすごい良かったなというところと、5Rという点では、黒部さんは“よっしゃ”と思っていると思うんですけど、5Rになっても、私の方がスタミナも技術も上だと思うので、特に問題はないです」と、詰める黒部をかわすこと、そしてそれが5Rでも動きが衰えることなく、技術でも上回れると自信を見せた。  その言葉を受けて王者は、「もともとスタミナには自信があるんですけど、さらに5Rしっかり戦えるだけの準備をしてきました。もう、1R目からドロッドロの、ドロドロの対決にしていこうと思います」と、序盤から黒部沼に引きずり込んで、王者のペースで25分を戦うと答えた。  共にトレーニングを積むこともあった両者は、3度目の対戦にして、今度は修斗のベルトを賭けた、5Rのタイトルマッチをいかに戦うか。2度あることは3度あるとばかりに黒部が初防衛を成功させるか。それともSARAMIが3度目の正直でベルトを腰に巻くか。
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