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【RISE】大雅に“野生”が戻ってきた「今は思い切りぶっ飛ばしてやりたいと思うようになった」打倒・梅野源治に自信「倒すタイミングが必ず来る」

2021/11/05 22:11
 2021年11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナ『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』にて、-61kg契約3分3Rで梅野源治(PHOENIX)と対戦する大雅(チームドラゴン)の公開練習が行われた。  2分1Rのシャドーのみを見せた大雅は「凄く充実した毎日が過ごせていて、ずっとこの試合へ向けて調整してきたのでだいぶいい感じだと思います。減量はそこまでキツくないので、練習でいつも通り疲れている感じです」と、調子は良さそう。  チームドラゴンに所属を移し、「1年以上練習させてもらっていますが、毎日緊張するじゃないけれど、緊張感を持って練習できています」と言い、8月に25歳となって初めての試合になることには「特にないですけれど(笑)。デビューしてから9年も経つんだと感じます。まだ25ですけれどベテランになってきているのかなと思います」と、ベテランの仲間入りをしたのかなと笑った。  名将・前田憲作代表には「作戦的なことは言えないですけれど、絶対に勝とうと一緒にやってもらっています。自分と見るところが全然違うんですよね。信じられるのが一番です。疑いを持たなく出来るのでやれることをやるだけです」と、全幅の信頼を寄せている。 「いいよと言ってもらえているので、自信が付きました。迷いがあまりなくなりました。練習していてもそうですが、どんどん良くなっているといつも言ってくれています。ミスを削っていく、というようなことをやってもらっています」  前田代表の存在は「一緒に戦っているじゃないですけれど、一人じゃないっていうのが最近凄く思いますね」と精神的支柱にもなっているようだ。「絶対に這い上がるぞ、と言ってもらえて次は絶対に勝って喜ばせたいです」  梅野との試合が組まれたことは「凄い王者になっている選手なので美味しいというか、嬉しかったですね」とし、「何もさせずに勝ちたいですけれど、今回の試合に今後の期待が持てる勝ち方を見せたい」と、記者会見でも宣言した通り“圧勝”を誓う。 「もちろん強いとは思いますね。RISEの王者にも勝っているし、試合をしてみないと分からない強さもあると思う」と評し、チャンヒョン・リー戦で見せたミドルキックで完封するような試合をやってきても「そういう試合にはならないと思う。自分は相手に合わせないので」と問題なしとする。決着はKOかとの問いには「無理には急ぎませんが、倒すタイミングが必ず来ると思いますね」とした。  新生・大雅が見られそうかと聞かれると「もちろん見せたいです。楽しみです。僕も変わっていると思うので。試合でどうなるか楽しみ、ワクワクしています。自信はもちろんあります。ここからスタートさせたいです。リスタート、うん、そうなると思う」と自信を見せた。  7月の中村寛戦を振り返ってもらうと、「前回の試合はミスをしたのが大きいです。1Rにハイキックをもらってしまったのが。それは練習でも危ないなってところが正直あって、そこが試合に出たなって」と懸念していたところが出てしまったと言い、「今はスタイルも全然違うし、スパーリングも曜日が決まっていて、毎週やっています。今までスパーは全然してこなかったので、その変化は大きいですね」と実戦練習を積んでいる。  テクニック面の向上だけでなく「自分の中では野生が戻ってきていると感じます。だから今回も試合が楽しみです。前は勝たなきゃというのがあったんですが、今は思い切りぶっ飛ばしてやりたいと思うようになったので」と、本来の野生が戻ってきたのを感じているという。  そして、年末か近い将来にRIZINで引退試合を行うとしている兄HIROYAについて「最後に一緒に試合をしたいですね。ここでしっかりKOすればそれも見えてくると思うので、インパクトを残したいです」と、引退試合の時は自分も同じリングに上がりたいと語った。
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