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【K-1】才賀紀左衛門は「殺気、覇気がなくなった」と玖村修平「中途半端にやっているようでは気持ちが弱い」

2021/11/05 21:11
 2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1フェザー級3分3R延長1Rで才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)と対戦する玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が、5日(金)都内所属ジムにて公開練習を行った。  玖村は2分間のミット打ちを蹴り中心に行い、ミドルキック、前蹴り、ハイキックを力強く叩き込んだ。 「だいぶ疲労も溜まって来ましたが、いい調子で練習は進めているので調子はいいです」と言い、「反響は凄いあって。『大阪で地元対決やな』って連絡もらったので、楽しみにしている人が多いので盛り上げられるように頑張ります。いつもと違う盛り上がり方と言うか。選手としてというより地元の人間として盛り上がっているのが多いので、地元から盛り上げて格闘技全体を盛り上げて、格闘技を見ている人を盛り上げる試合をしたい」と、地元・大阪大会を盛り上げたいとした。  前戦は現K-1 WORLD GPフェザー級王者・椿原龍矢と5月に対戦し、「良かった部分、悪かった部分たくさんあるけれど、一番はK-1ファンが望んでいた僕のアグレッシブな戦いで椿原選手を飲み込む戦いが出来なかったこと。作戦を守りすぎて行けなかったのでそれが悔しくて。今回は試合期間が空いたのでその気持ちが晴れることなく練習に打ち込んできたので、そこで得た経験を今回見せられればと思います」と、行くところで行けなかったことを後悔しているという。  しかし、「椿原選手は上手かったけれど、全然いけるなって言うのと、僕は蹴りが得意なので蹴るたびに嫌がる顔をしていたので蹴りが武器にあると思いました。でもポイント的には蹴りだけじゃダメなので、もっと磨きをかけて倒せる蹴り、パンチにつなげることを今回出せれば成長を見せられると思うので頑張ります」と、収穫があった。  その後は練習で「自分のレベルアップをすること。自分のプレッシャーのかけ方、ポジションの取り方、蹴りに磨きをかけたり、パンチの技術が前回足りないと思ったのでそこを伸ばしています」と課題を克服してきた。  会見では「昔は空手の多彩な技が凄いなっていう印象だったんですけれど、特に今の印象はない」とした玖村。改めて聞かれると「ファイターという部分では知名度がある選手。それくらいしかない。多分、技術と言うかテクニック的なものはベテランだからあるけれど、気持ちが弱いと思うのでその気持ちの部分で、何をしてくるか分からないが気持ちで潰していきたい」と、“気持ちが弱い選手”と評する。 「前回の試合を見てもそうだし、会見でも格闘技に集中できていなかったと言ってるので、そこは格闘技をナメてるじゃないけれど、自分たちはこれに命を懸けているので中途半端にやっているようでは気持ちが弱いと思います。そういう選手には負けてはいけないと思っています」  会見では才賀から覇気や闘争心があまり感じられなかったのでは、と聞かれると「覇気がなかったですね。やる気があるのかなって感じだったので。殺気で飲み込んでやろうかなと思っています。試合でもあの感じで来るのなら殺気で飲み込んでやりますよ」と、自分は殺気を出していくつもり。  両者は今年3月の『K'FESTA.4 Day.2』での対戦が決まっていたが、才賀が負傷により欠場。改めて今回対戦が組まれた形だが、3月にも行われた会見と比べても「殺気、覇気がなくなった。前回より小さく見えました」とした。  そういう選手には圧勝しないといけないと思っているかと聞かれた玖村は「そうですね。圧勝するための練習をして、格の違いを見せないとなって」と、圧勝したいという。「いきなり入ってきていきなりいい思いは出来ないって、逆に僕が壁になります。王者とやらせてもらったり、強い選手とやっているのでその経験の差と覚悟の差を見せたい」ときっぱり。  技術的には「蹴りを警戒はしていますが、蹴り合いになれば負けない。打ち合いでも来てくださいって感じですね」と自信を見せる。 「トップに駆け上がって行きたいので、一方的に僕が殴って蹴ってっていう試合をしないといけない。地元なので盛り上げて、知名度がある選手ですし、注目もしてもらっているので、レベルが違う試合をしたい。才賀選手もキャリアがある選手なので強いと思うので、どの展開になっても盛り上がる展開で、気持ちを見せたいですね」と、気持ちを見せて圧勝したいとした。  今大会ではフェザー級タイトルマッチも行われるが、「前回戦っているので意識はしていますが、特に気にしてないというか。注目はしていますが、まず自分の試合に集中してあの位置に上がれるように才賀選手を倒したい」と、目の前の才賀戦をクリアーすることに集中するが、椿原の「フェザー級戦国時代を終わらせて僕が天下統一」との発言には「前回負けているので言えないですが、もう1回這い上がって引きずり下ろしたいと思っています。そのためにもしっかり、もう1回玖村は怖いなと思わせるような試合をしたいですね。うかうかしていられないぞ、と。余裕を持っていられないぞと脅かしたい」と、椿原と軍司の勝者にプレッシャーをかけるような試合にしたいと語った。  そして「堺からK-1の舞台で活躍できる夢と希望を与えられる試合をしたい」と、後に続く人たちにも刺激になる試合にしたいとした。
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