2年ぶりの復帰戦で初回KO勝ちを飾った林
2021年10月31日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.130』の一夜明け会見が、11月1日(月)都内にて行われた。
第5試合のフェザー級3分3R延長1Rで、水津空良(優弥道場)を1R2分50秒、パワフルな左右フックでKOした林勇汰(FLYSKY GYM)が会見に出席。前夜の試合を振り返った。
左目の網膜剥離の再発で今回が2019年11月以来の再起戦となった林。「昨日は2年ぶりの復帰戦で凄く緊張したんですけれど、KOで勝ててホッとしました。応援ありがとうございました。早く復帰して試合をしたかったんですけれど、会場に着いたらもっと緊張するのかなと思っていたら、どんな感じか忘れちゃってて、逆にいい感じで行けたので体も動きが良くて、勝ててホッとしています」と安堵の表情。
1R序盤からの猛攻で2度のダウンを奪ってのKO勝ち。「もっと蹴って散らしてパンチを当てたかったんですけれど、いつもは最初は緊張で硬かったりするのにプレスかけてガンガン前に行けたので、そこは良かったと思います」と、身体が動いたという。
「いつもよりは落ち着いて試合が出来たかなと思います。最初に足を蹴ってパンチが当たったので、そのまま熱くなってパンチで行っちゃったんですけれど、結果的に倒せて勝てたので良かったです」と言い、「階級を1階級上げたので写真で見ると前の階級でやってる時より体が少し大きくなっているのは自分で感じました」と自身のパワーアップを感じたとする。
今後については「2年間、長い間休んじゃったので、その分を取り返せるようにガンガン試合をして活躍していきたいです」と遅れを取り戻したいとし、「僕の怪我で2試合流れちゃったんですが、その流れちゃった相手の選手が2人とも凄い活躍しちゃっていて。ベルトを獲ったり(新美貴士)次にタイトルマッチが決まってたり(軍司泰斗)しているので、流れちゃった試合をもう一度実現できるぐらい、それに近づけるように活躍していきたいです。応援よろしくお願いします」と、タイトル戦線に絡んでいけるようにしたいと語った。