タイトル挑戦を狙ってランキング戦を争うIMARI(左)とNA☆NA
2021年10月31日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックスにて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟『DUEL.22』の前日計量が、30日(土)都内にて正午より行われた。
第1部(18:00開始)のセミファイナル、ミネルヴァ・スーパーフライ級ランキング戦2分3Rで対戦する、同級2位IMARI (LEGEND)は51.75kg、同級5位NA☆NA (エスジム)は52.10kgでそれぞれリミットの52.163kgをパス。
IMARIはジュニアキック出身で、Bigbangアマチュア45kg・51kg級王者に輝くなどアマチュア戦績25戦23勝1敗1分。2018年8月にプロデビュー。レベルの高い技術を持ち、戦績は5勝1敗2分。2月にはNJKFミネルヴァスーパーフライ級王者・聖愛に挑戦したがドローで王座奪取ならず。今春に高校を卒業したばかりの18歳。
計量を終えて「体調も良く、飲み食いしながら落とせたので調子はばっちりです」とIMARI。「いつも通り練習してきて、あとはやるだけです」と万全の様子。
「首相撲が3秒ルールではなくなったので、そこを活かしてしっかり首相撲と打撃と両方いっぱい使ってアグレッシブに行きたいです」と、解禁された首相撲からのヒザ蹴り連打も使ってアグレッシブな試合を見せたいとする。
対戦するNA☆NAについては「強そうですよね、体幹とかも。そこはしっかり自分も負けへんように頑張りたいと思います」とし、「ベルトを獲りたいのでそこを目指して上がっていくだけですね」と、下位ランカーに負けていられないとコメントした。
対するNA☆NAは2019年6月にプロデビューし、J-NETWORKで試合経験を積んできた。小柄な体型ながら果敢な打ち合いを挑むタイプで、2020年6月と2021年1月にKrushに参戦したが連敗。7月には初のヒジ打ちありルールに挑戦し、有里から判定勝ちを収めた。
「調子は良いです。倒しに行きます」と勇ましく、「フィジカルとスピードは相手に負けてないので、そこを全部活かしていけたらいいなと思います」と相手よりも優っている部分で勝負したいという。
7月の有里(21歳)戦に続いて若い選手との対戦になったが、「若いですね(笑)。若くても私の方が強いです。関係ないです、問題なし」ときっぱり。「早くタイトルマッチをやらせてもらえるような試合内容にしたいです」と、上位ランカーを喰ってランキングを上げたいと語った。