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【RIZIN】五味隆典、元愛弟子アキラからの対戦志願に「武田選手、矢地選手、サトシ選手に勝つように頑張ってほしいね」

2021/10/27 18:10
【RIZIN】五味隆典、元愛弟子アキラからの対戦志願に「武田選手、矢地選手、サトシ選手に勝つように頑張ってほしいね」

五味のラストマッチはアメリカでの試合か、それとも愛弟子アキラとの師弟対決か

 2021年10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『Yogibo presents RIZIN.31』の第7試合で、元パンクラス・ウェルター級王者&現DEEP同級暫定王者の元UFCファイター阿部大治(HMC)を2R4分34秒、ノースサウスチョークで破る番狂わせを起こしたアキラ(武蔵村山さいとうクリニック)。


 アキラは五味隆典率いる久我山ラスカルジムでMMAを始め、2010年4月の修斗でプロデビュー。2013年からパンクラスに戦いの場を移すとひとつの引き分けを挟んで5連勝。2015年3月の『パンクラス世界選抜ワールドスラムトーナメント』では決勝戦へ進出するも、北岡悟に敗れた。徳留一樹、郷野聡寛、ISAOらと対戦し、2020年10月には田村一聖を2RでKO。今年5月には元・修斗世界ライト級王者の松本光史をもTKOに破っている。現在は五味の元を離れ、“RIZIN漢塾”石渡伸太郎塾長の教えをCAVEで受けている。今回がRIZIN初参戦。


 試合後にはリング上で「この大舞台でKO、失神じゃないと」と、師匠である五味隆典の名セリフ「判定ダメだよ、KOじゃなきゃ」を彷彿とさせるアピールをしたアキラは、「年末、師匠の五味さん、もしよかったらどうでしょうか?」とRIZIN大晦日大会でまさかの師匠との対戦アピールを行った。


「あと1試合」での引退を表明している五味だが、2018年7月のRIZINでのメルヴィン・ギラード戦(1R2分33秒、KO勝ち)以来MMAの試合から遠ざかっている。


(写真)2018年7月のRIZINでのメルヴィン・ギラード戦

 その五味が『RIZIN.31』の後、自身のSNSを更新。「昨日のRIZIN大治の応援ありがとうございました!結果は残念でしたが休養後本来の階級で復活を目指します」と、現在指導しておりセコンドにも就いた阿部大治を本来のウェルター級で復活させたいとし、「アキラには全員K.Oできるように武田選手、矢地選手、サトシ選手に勝つように頑張ってほしいね!」と、アキラにはRIZINライト王者ホベルト・サトシ・ソウザ、トップ選手の矢地祐介(フリー)、武田光司(BRAVE)らと競い合ってほしいとエールを送った。

 最後には、アキラの対戦志願についてのことなのか「それはやだよね…」と付け加えた。


(写真)阿部のセコンドに就いた五味に頭を下げるアキラ。この後、五味との対戦をアピールした

 また、自身のインスタライプでは「フェザー、ライトはいま盛り上がっているから、ライト級より上の階級を盛り上げたい」と阿部をウェルター級に戻したい理由を話し、「牛久選手カッコよかったね。ブレないというか。牛久選手は初めてああいう大きな舞台で見たんだけれど、実質三冠だよね。三冠の実力は凄いよね」と、メインイベントで初代RIZINフェザー級王者で第10代修斗世界同級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)を破ったDEEP同級王者・牛久絢太郎(K-Clann)を称えた。


(写真)昨年の大晦日RIZINでは、皇治とスタンディングバウトルール(パンチのみ)で対戦した

 ファンからの質問ではアキラとの対戦に関する質問も来たようだが、五味は苦笑したのみでそのことについては答えず。しかし、「来年アメリカの話があるんですよね。それがどうなるか分からないんだけど。その大会自体があるかどうか分からない。連絡待っているんだけれど。アメリカの新しい団体? うん」と、アメリカの新団体からオファーが来ていることも明かしている。

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