MMA
インタビュー

【RIZIN】王者・斎藤裕「NO PAIN, NO GAIN──痛みなくして得るものはない」=前日計量を万全のパス

2021/10/23 17:10
 2021年10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMM『Yogibo presents RIZIN.31』の前日公開計量が23日(土)15時から、都内にて行われた。  メインイベント(第11試合)RIZINフェザー級(66kg)タイトルマッチ5分3Rで対戦する、王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)は65.95kg、挑戦者でDEEP同級王者の牛久絢太郎(K-Clann)は65.70kgでそれぞれ計量をパスした。  計量後、牛久と対峙した印象を「普通に見たままでした。実際の試合も映像も見ていますが、変わりありませんでした」と落ち着いた表情で語った斎藤。  減量も順調にこなし、いつもはYouTubeで減量の模様を配信してきたが、「今回はカメラは入れていないです。試合に集中するということで」と万全の体制で臨んだことを明かした。  髪も刈り込んだが、減量とは関係なく試合に向けて整えたもの。「体重の数字も管理しながら減量しましたが、ほんとうにいつもと変わらず出来ました。万全ですね。まったく問題ありません」と、落ち着いた表情で語った。 「いまは落ち着いていますが、明日になれば気持ちも高ぶってくると思います。今日はゆっくり休めて回復させて、明日、爆発させたいと思います」と、力強く語った王者。  前日には、VTJとRISEが、スポーツ庁の協力を得て海外から選手を招聘したことを発表したが、海外勢との対戦も見据える斎藤は、「実際、ヴガール・ケラモフ選手と対戦したときにも、外国人選手を呼んで試合をする大変さを感じた上での前回の試合でしたけど、少しずつ情勢が変わって、これからはまたちょっとずつそういう交流もあるかなと思います。まずは明日の試合に集中していきます」と、メインイベントの重責を果たして、勝利後に展望を語りたいとした。  計量後には、イメージカラーのブルーのTシャツを着用。胸には『NO PAIN, NO GAIN』をプリントした。 「この言葉は、MOBSTYLESの田原洋社長につけてもらったんですけど、『痛みなくして得るものはない』という、『お前の生き方はこれだな』と言われて、まさにその通りだなと感じています」と、言葉を噛み締めた。  メインイベントの重責と初防衛戦のプレッシャーのなか、前日のインタビューでは、粘り強いDEEP王者相手に「盛り上げる」ことと「勝つこと」のバランスについて問われた斎藤は、「実際やってみなきゃ分からないところも結構多いと思っているんですけど、自分の気持ちの中で少しでもいい試合にしたいという気持ちがあるので、自分から作っていく、攻めていくことには変わりありません」とリスクを取って戦い、刺激的な勝利を得ることを語っている。  群雄割拠のフェザー級で、王者はリングで何を見せるか。10月24日、横浜でゴングは鳴らされる。
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