2021年12月3日(日本時間4日)、米国コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催される『Bellator 272』にて、Bellator世界バンタム級王者のセルジオ・ペティス(米国)に、堀口恭司(日本)が挑戦する「Bellator世界バンタム級タイトルマッチ」(5分5R)が行われることが10月20日(日本時間21日)発表された。
同日、堀口はさっそく自身のYouTubeチャンネルを更新。「試合が決まりました」とインタビュー動画をアップした。
堀口は「やっとBellatorの試合が決まりました。対戦相手はセルジオ・ペティス選手で、タイトルマッチになります。12月3日で戦うことになりました。しっかりベルトを獲り返してBellatorの王者とRIZINの王者、2つのベルトをまた巻きたいなと思っています」と、ファンに報告。
対戦するペティスの印象は「トータル的に何でもできるんですけれど、突出して強いのは打撃なので噛み合う試合になるんじゃないかなと思いますね。UFCの時はフライ級でやっていたので自分と同じ階級で、今はバンタム級で61.2kgかな。けっこう似ている感じですよね、自分と。寝技・立ち技両方ともできる選手かなと見ていますね」と評する。
元UFC世界ライト級王者アンソニー・ペティスの弟であり、「2人ともスタイルが似ていて。兄弟だけあってと言うか。けっこうキックボクシングかなって感じですよね、動きは。柔術という感じではなくてキックボクシング主体に感じましたね。なんかガチガチ打ち合うんじゃなくて隙を見てカウンター入れたりとか。多少自分(ペティス)ももらっているので、そういうところに自分にチャンスがあると思うのでもっと煮詰めて攻略していきたい」とした。
堀口のBellatorでの前戦は、2019年6月に米国ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催された『Bellator 222』にて、当時の王者ダリオン・コールドウェルに挑戦し、5R判定3-0で王座奪取に成功、日本人初のBellator世界王者となった試合。つまり2試合連続でタイトルマッチということになる。
「自分もそこを目指していたので嬉しいですよね。、ちゃんと評価してもらっているじゃないですけれど嬉しいなと思います。怪我して返しちゃったわけじゃないですか。それなのに、すぐタイトルマッチを組んでくれて。この怪我もそんなに甘い怪我じゃないってみんな言ってるし、自分は気にならないですけれど(笑)。でも周りは違うわけじゃないですか。怪我して終わった選手だなと思うのか。しかもプロモーターなんてよりそう思うじゃないですか。なかなか怪我して速攻タイトルマッチはなかなかないですよね。聞いたことないですよね(笑)。だから嬉しいなって言うのがありますね」と、Bellatorが変わらず評価してくれたことを嬉しく思うとした。
そして「しっかりベルトを獲り返してそこからBellator、日本のRIZIN、格闘技を盛り上げていきたいと思っているのでぜひ楽しみに見ていてください」とファンへメッセージを送った。