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【K-1】ゴンナパーが再起戦で西京佑馬と対戦、西京は「これに勝ったらタイトルマッチ」

2021/10/20 21:10
【K-1】ゴンナパーが再起戦で西京佑馬と対戦、西京は「これに勝ったらタイトルマッチ」

前王者ゴンナパーとの対戦というチャンスを得た西京

 2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の第2弾対戦カード発表記者会見が、10月20日(水)都内にて行われた。

 スーパーファイトのライト級3分3R延長1Rで、ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO)が決定。


 ゴンナパーはタイで100戦以上のキャリアを積み、2010年から日本を主戦場に。日本人キラーとして名を馳せ、2016年9月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2018年4月に佐々木大蔵を下して第5代Krushライト級王座に就き、同年9月に大沢文也、2020年1月に横山巧、6月には篠原悠人の挑戦を退け3度の防衛に成功した。そして12月のK-1で林健太を破り、第4代K-1 WORLD GPライト級王座に君臨。今年3月大会では南雲大輝に2RでKO勝ちしたが、7月の初防衛戦で朝久泰央に判定2-1で敗れ王座を失った。戦績は109勝(23KO)30敗3分。


 西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて連敗。ライト級に階級を上げると今年3月のK-1で篠原悠人から判定2-1で勝利をもぎ取り、7月には竜樹を破って連勝。戦績は8勝(2KO)3敗。

 会見に出席した西京は「久しぶりに強豪選手との試合が決まってワクワクしています。勝てばタイトルマッチの挑戦者になっても誰も文句ないと思うので楽しみにしていてください」と、タイトル挑戦を見据えたコメント。


 ゴンナパーは「大きい会場で試合が出来ることを嬉しく思っている。絶対に勝ちますし、練習も手を抜かず全力でやります。いい年を送ってまたいい年を迎えたい」と、今年最後の試合で勝利して来年を迎えたいとした。

 タイトルを失った前回の朝久戦について聞かれたゴンナパーは「非常に残念でした。でもまた気力を出して頑張っていこうと思います」と心機一転の様子だが、再起戦を迎える心境は「普通です」と特別な意識はない。西京の印象を聞かれても「普通です。特に印象はありません」と答えた。


 一方、西京は「心境としては4月の試合が終わって9月が無くて、12月は自分的に出ると思っていて。その時に候補として誰とやるかを考えた時に、最初に浮かんだのがゴンナパー選手でした。決まった時は多少はビックリしましたが、心の準備はできていました」と、ゴンナパーと戦う予感があったとする。

「蹴りもパンチも威力があってタフだって印象があります」とゴンナパーを評し、「強い選手というのはありますが、ここで勝ったら来年タイトルマッチも見えてくるので何が何でも勝ちたい」と意欲を示す。現王者の朝久が「自分に挑戦したければゴンナパーに勝ってこい」と言っていることには「ここでしっかり勝って、いきなりタイトルマッチでも全然自分はいいですね。怪我がなければすぐにでもやりたいです」と、最短距離でタイトルに挑戦したいとした。


 王座を失ったゴンナパーに、今のモチベーションは何かと聞くと「まずは試合をしていくこと。チャンスがあればタイトルマッチもやりたい」とリベンジマッチをしたいと言い、「もし次やれば必ず勝ちます」との自信も示した。

 西京がこの試合に勝って自分がタイトルに挑戦すると言ったことには「それは大阪の試合を見てください。決して油断はしないつもり。彼は2戦勝っているので、強くなっていると思う。対戦相手として不足はない」と、まずはこの試合に全力を尽くすとした。


 打倒ゴンナパーの自信を聞かれた西京は「僕はサウスポーのムエタイの選手も苦手意識はないし、今のところ五分五分というところ。ここからあと1カ月半みっちりと練習して、自信を増やしていきたいですね」と勝つ確率を増やしていきたいという。「ここで勝っても王者になれるわけではないので、そこは変わらずという感じですかね」と、あくまでも通過点という意識のようだ。

 そして「全体的に強化していきたい。あとは3R動けるスタミナもつけたいです、全体的にレベルアップしていきたいですね」と、ゴンナパー戦へ向けてさらに自分を強化していきたいと語った。

 なお、会見の最後には中村拓己K-1プロデューサーより、「現在13カード。近日中に第3弾発表会見を予定しています。もう数カード、喜んでもらえるカードが発表出来ると思います。10月中には発表できると思います」と、第3弾の対戦カード発表もあることが告知された。

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