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【RIZIN】皇治の対戦相手募集にさっそく元修斗環太平洋王者と“オキナワの暴れん坊”が名乗り

2021/10/14 02:10
【RIZIN】皇治の対戦相手募集にさっそく元修斗環太平洋王者と“オキナワの暴れん坊”が名乗り

元修斗環太平洋王者でRIZINに3度参戦経験のある祖根寿麻(左)とキックボクシング沖縄王者のKJヒロシ(右)が名乗りをあげた

 2021年11月20日(土)の『Yogibo presents RIZIN.32』沖縄アリーナ大会の会見が10月13日、同所にて行われた。同大会では15試合前後を予定。会見には出席しなかったが、皇治(TEAM ONE)の復帰戦が行われることが発表された。

 榊原信行RIZIN CEOは「本人曰く相手は誰でもいいということなので、僕としてはせっかくなので3分3Rキックボクシングルールで生意気な誰でもいいと言っている皇治に一泡吹かせてやろうと思う、ぜひ沖縄の選手たちにチャレンジして欲しいです。我こそはと思う選手は名乗りをあげてもらえたらなと思っています」と、対戦相手は沖縄のキックボクサーから公募するとしたが、さっそく名乗りをあげた選手がいた。

 沖縄出身で現在は名古屋を拠点にしているMMAファイターの祖根寿麻(ZOOMER)だ。


(写真)石原夜叉坊にハイキックをヒットさせる祖根。Krushでの立ち技の試合でKO勝ちしたこともある

 祖根は2013年に『DEMOLITION』のDXFC初代バンタム級王座決定戦で王者となり、沖縄の『TENKAICHI』でもMMAバンタム級王座を獲得する。2016年からは修斗へ参戦し、2018年1月に修斗環太平洋バンタム級王座決定戦で魚井フルスイングを判定で下し、3つめのタイトルを獲得した。これまでRIZINには3度参戦し、元谷友貴、ジャスティン・スコッギンス、獅庵に敗れているが、2021年1月の修斗では石原夜叉坊戦からダウンを奪うなど終始圧倒して勝利。また、2017年には『Krush』にも出場し、見事KO勝利を収めている。

 祖根は記者会見とほぼ同時進行でTwitterに連投。「沖縄で1番盛り上げれるのは山本美憂? RENA? 砂辺さん? 違うよ。俺!!マーク祖根だから。キックでもいいよ(皇治のアカウント)やろうよ! 昔K-1でもこのカード出たよね。もう逃げないで」と、皇治との対戦をアピール。

 加えて「これで俺がキックで皇治に勝って年末は確定だな!!」と、皇治を倒して大晦日大会に出場するとノリノリだ。

 するとそこへ「MMA選手はMMAやってれば良い」と名乗りをあげたキックボクサーがいた。


(写真)アグレッシブにガンガン前に出るファイトスタイルでイキがいいKJヒロシ(右)

 その選手の名はKJヒロシ。沖縄県豊見城市にあるY'ZD豊見城ジムの所属選手で“オキナワの暴れん坊”の異名を持ち、2020年11月の『戦場』でDBS&RKAスーパーライト級ダブルタイトルマッチでTKO勝ちして二冠王に。階級は59~61kgということで60~61kgが適正階級としている皇治と合う。戦績は10勝(9KO)8敗1分と負けも多いが勝利のほとんどがKOだ。

 直近の試合は2021年9月26日の『BOM』で、KJヒロシは元MA日本ライト級&元J-NETWORK同級王者の高橋幸光とWMC日本スーパーライト級王座決定戦を行った。この試合は判定2-0で敗れているが、ガムシャラにパンチで前へ出て右ストレートを当てに行くアグレッシブなスタイルで観客を沸かせている。

 KJヒロシは皇治の対戦相手公募が発表されると、すぐに「俺とならバチバチの試合出来ますよ。RIZIN沖縄大会でキックボクシングやるなら俺とやりましょう!」と、ハッシュタグに皇治とRIZINと榊原CEOのアカウントを付けてSNSに投稿。

 その後さらに「皇治選手、俺とやろうよ! 俺に負けても大晦日のRIZINは出ても良いからさ!!」と挑発的な投稿も行った。

 今後もこのチャンスに名乗りをあげる選手が出てきそうだが、RIZIN出場経験のある祖根が現在のところ一歩リードか。

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