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2021年10月8日(日本時間9日)、「UFC Fight Night: Dern vs. Rodriguez」の前日計量が、米国ラスヴェガスにて行われた。
メインイベントの女子ストロー級戦(5分5R)に出場するマッケンジー・ダーン(米国/114.5lbs/51.94kg)、マリナ・ロドリゲス(ブラジル/115lbs/52.16kg)ともに計量をパス。
グラップリングでギャビ・ガルシアに勝利したこともある柔術世界王者のダーンはMMA11勝1敗で同級5位。今回が初のメインイベントとなる。2021年4月の前戦ではニーナ・アンサロフを1R 腕十字に極め、現在4連勝中だ。
11月6日(現地時間)の『UFC268』マディソン・スクエア・ガーデン大会で、女子ストロー級王者のローズ・ナマユナス(米国)と前王者ジャン・ウェイリー(中国)のダイレクトリマッチが決定しており、同級で最多一本勝ちを記録しているダーンは、今回の試合を越えてタイトル挑戦を見据える。
対するロドリゲスはMMA14勝1敗2分けで同級6位。ムエタイベースのストライカー。唯一の敗戦は初代女子ストロー級王者のカーラ・エスパルザにテイクダウンされ下になっての判定負け。2021年5月の前戦では、急遽メインが消滅した大会の代替カードとして初めてのメインに登場し、ミッシェル・ウォーターソンに打撃で競り勝っている。また、ダーンがUFCで唯一黒星をつけられたアマンダ・ヒバスを2021年1月にTKOで下している。
なお、メインカードに予定されていたフィル・ハウズとデロン・ウィンの一戦は、ウィンに「計量に関連しない健康上の問題」が発生したことを受けてファイトカードから除外されることになった。ウィンに代わり、現在5連勝中のクリス・カーティスがハウズの対戦相手としてUFCデビュー戦に臨むことが急きょ決まったが、最終的にハウズが試合を断り、キャンセルされている。
また、ルーピー・ゴディネスと対戦予定だったサム・ヒューズのコーチが新型コロナウイルスの陽性反応のため、ヒューズが欠場。代わりにシルヴァーナ・ゴメス・フアレスがゴディネスと対戦するとのこと。
また、当初予定されていたマイク・トリザーノ vs. チャス・スケリーのフェザー級が直前で中止に。ジェイミー・ピケット vs. ローレアノ・スタロポリのミドル級戦もピケット陣営から新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから、10月23日の『UFC Fight Night 196: Costa vs. Vettori』に延期されている。
試合は、日本時間10月10日(日)2時30分にスタートするプレリム、5時開始予定のメインカードの全試合がUFC FIGHT PASSでライブ配信される。
UFCファイトナイト・ラスベガス39:ダーン vs. ロドリゲス
現地時間2021年10月9日(土)、日本時間10日(日)
米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
【メインイベント】
▼女子ストロー級 5分5R
マッケンジー・ダーン(114.5lbs/51.94kg)
マリナ・ロドリゲス(115lbs/52.16kg)
【セミメインイベント】
▼ウェルター級 5分3R
ランディ・ブラウン(170.5lbs/77.34kg)
ジャレッド・グッデン(174lbs/78.93kg)※
※グッデンが規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のブラウンに報奨金の20%を支払う。
【メインカード】
▼フライ級 5分3R
ティム・エリオット(125.5lbs/56.93kg)
マテウス・ニコラウ(125.5lbs/56.93kg)
▼女子フライ級 5分3R
サビーナ・マゾ(125lbs/56.70kg)
マリヤ・アガポバ(125lbs/56.70kg)
【プレリム】
▼バンタム級 5分3R
クリス・グティエレス(135lbs/61.24kg)
フェリペ・コラレス(136lbs/61.69kg)
▼ヘビー級 5分3R
アレクサンドル・ロマノフ(260lbs/117.93kg)
ジャレッド・バンデラ(265.5lbs/120.43kg)
▼フェザー級 5分3R
チャールズ・ローザ(145.5lbs/66.00kg)
デイモン・ジャクソン(145.5lbs/66.00kg)
▼女子ストロー級 5分3R
ルピータ・ゴディネス(115.5lbs/52.39kg)
シルバーナ・ゴメス・フアレス(114lbs/51.71kg)
▼ライト級 5分3R
スティーブ・ガルシア(155lbs/70.31kg)
チャーリー・オンティベロス(155.5lbs/70.53kg)