元DEEP女子ライト級王者で、MMA、キックボクシング、ボクシングの“三刀流”で活躍した元祖コギャル格闘家・渡辺久江が5年ぶり復帰戦
2021年10月31日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックスにて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟『DUEL.22』で、元DEEP女子ライト級王者・渡辺久江が復帰戦を行うことが発表された。
渡辺は2002年4月にMMAでデビューし、得意の打撃で活躍。パンクラスとスマックガールで一時は9連勝を飾り、2004年5月にはTBSのゴールデンタイムで2週にわたって放映された『黄金筋肉 女子総合格闘技最強女王決定トーナメント』で優勝。2006年8月にはしなしさとこを歴史に残る豪快KOで破り、DEEP女子ライト級王座に就いた。2007年12月に一度引退したが、2016年2月に復帰。2月に『WSOF GC JAPAN』でイ・イェジを右フック一発でKOし、大きなインパクトを残したがMMAは2016年6月の試合が最後に。
(写真)「RENAと戦うために復帰した」という渡辺は2010年8月に試合を実現させている。RENAが19歳の時だ
2002年9月からは女子ボクシングとの“二刀流”で2勝1敗1分の戦績を残す。さらに2003年1月からはキックボクシングとの“三刀流”で活動し、全日本キックボクシング連盟の女子大会『Girls SHOCK』のエースとして活躍。IKUSA -U50 初代戦女王決定戦、WPMF日本女子ミニフライ級王者決定戦などタイトルマッチも経験し、2010年8月にはシュートボクシングでRENAとも拳を交えている。キックボクシングでの戦績は9勝3敗1分(シュートボクシングも含む)。
今回は2016年大晦日に岡田敦子にキックルールで勝利して以来の試合となり、リングネームは久遠に変更。ZERO所属として第1部のメインイベント、ミネルヴァ・アトム級ランキング戦2分3Rで、同級3位・祥子JSK(治政館)と対戦する。かつてはギャルファイターとして名を馳せた渡辺が、40歳を迎えてどのような試合を見せるのか。