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【KNOCK OUT】龍聖vs銀次で王座決定戦、松倉信太郎の相手は二冠王の武来安、中島弘貴vs平塚洋二郎など9試合決定

2021/10/04 22:10
 2021年10月29日(金)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2021 vol.5』の対戦カードが決定した。  9月14日に行われた記者会見では、KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦3分3R延長1Rとして、龍聖(TRY HARD GYM)vs銀次(Next 零)が発表された。  龍聖は小学1年生でキックボクシングを始め、HIROYAの指導を受けアマチュアで多くの経験を積んで2019年4月にプロデビュー(KO勝ち)。“HIROYAが送り込む刺客”として同年8月のREBELSに初参戦し、強打で2R53秒KO勝ち。その後もKOで連勝し、2020年12月のREBELSでは聖域統一フェザー級王者・光太郎ZLSに1Rわずか51秒でハイキックによるKO勝ち。6戦6勝全KO勝ちのパーフェクトレコードを更新していたが、3月大会で大脇武に判定勝ち。無敗記録は更新したものの初めてKOを逃してしまった。8月大会では井上竜太を1R2分でTKOに仕留めている。戦績は8勝(7KO)無敗。今回、いよいよ初のタイトル獲得に臨む。  銀次は福岡在住の選手で、九州プロキック・フェザー級王者、TENKAICHI同級王者、大和57.5kg王者の三冠王。戦績は16勝(7KO)3敗3分。5月のKNOCK OUTに初参戦し、小笠原裕典と延長戦の末に引き分けた。9月の九州プロキックボクシングでは、過去2度勝利を収めている栗秋祥梧と3度目の対決を行い、2R1分40秒で右ボディブローによるKO勝ち。リング上からKNOCK OUTタイトルマッチをアピールし、今回実現に漕ぎ着けた。  龍聖は「通過点にしか思っていません。圧倒的にボコボコにして年末に向けてしっかりアピールしたい」と、タイトルを獲って大晦日のRIZINに出たいとし、「僕は日本キックボクシング界の歴史に残る選手になりたいと思っていて、やっとパスポートが手に入るので嬉しく思います。その後のストーリーを楽しみにして下さい」と宣言。銀次は「バチバチの試合になるので期待して下さい。負けていない選手なので強いと思いますが、自分とやるとどうかな?」と、龍聖に初黒星を付ける気満々だ。  KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級3分3R延長1Rでは、中島弘貴(LARA TOKYO)と平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク)が対戦。  中島はシュートボクセ・アカデミージャパン所属として格闘家のキャリアをスタートさせ、シュートボクシング、RISE、全日本キックボクシング連盟、Krushと渡り歩き、強打とヒザ蹴りを武器に無敗のまま「Krush 70kg Tournament 2009」で優勝。2010年3月には「K-1 WORLD MAX 2010 ~-70kkg日本トーナメント」に出場し、TATSUJIと日菜太にKO勝ちして決勝進出。決勝では長島☆自演乙☆雄一郎にKO負けを喫してプロ初黒星。K-1でアルバート・クラウス、戦極でブアカーオらと対戦し、2012年には欧州最大のキックボクシング団体(当時)であったIT'S SHOWTIMEの日本王座として制定されたSTJ 70kg MAXの初代王者にも輝いている。  2015年4月にトーナメントを制して第3代Krushスーパー・ウェルター級王座に就き、2015年と2017年にはK-1スーパーウェルター級王座決定トーナメントに出場。2019年6月に12年ぶりにシュートボクシングのリングに上がるも、海人に4R2分56秒、KO負けを喫した。今年5月にKNOCK OUT初参戦を果たすと、サッシスに1R2分8秒、得意の右ストレートで初回KO勝ち。戦績は26勝(15KO)16敗。  平塚は総合武道・空道の選手で、2013年『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』の-260クラスで優勝している。近年はキックボクシングに挑戦し、2018年10月にはJ-NETWORKスーパーウェルター級王者となった。同年12月のKrush初参戦では神保克哉に、2019年6月には小鉄に判定負け。2020年11月のNJKFではマリモ―に判定2-1で競り勝った。KNOCK OUTには今回が初参戦。  スーパーファイトのKNOCK OUT-BLACK -76.0kg契約3分3R延長1Rでは、松倉信太郎(TRY HARD GYM) が武来安(アメリカ/上州松井ジム) と対戦する。  松倉はK-1甲子園70kg日本一トーナメントでの優勝を経てK-1、Krushを主戦場にキャリアを重ねた。2018年に戦場を『RISE』に移し、『RIZIN』にも参戦。2019年7月にイ・ソンヒョンとRISEミドル級王座を争うも、5R判定負けで王座戴冠を逃した。2020年9月の『スックワンキントーン』ではWPMF世界スーパーミドル級王座を獲得。12月にT-98を判定3-0で降し、2021年3月にはトーナメントを制してKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座に就いた。  武来安はアメリカ北西部のモンタナ州出身で、留学生として日本へ渡りキックボクシングでプロデビュー。ヒジありのムエタイルールで活躍し、2018年9月にはK-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメントにも参戦。2019年7月に本来のムエタイルールに戻ってWMCインターコンチネンタルライトヘビー級王座を獲得した。今年5月にはRISEに初参戦し、小西拓槙を判定で破っている。今回は王者・松倉との戦いのために、ベスト体重のライトヘビー級(-79.38kg)から3kg以上絞っての参戦となる。  また、以下のカードも追加発表された。 ▼KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R延長1R津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム) 駒形賢太(レンジャージム) ※初参戦 ▼KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級 3分3R延長1R新田宗一朗(クロスポイント吉祥寺) 力也(WSRフェアテックス湖北) ※初参戦 ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R井樋大介(クロスポイント吉祥寺) 向井貫太(WSRフェアテックス) ※初参戦 ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3RYUYA(クロスポイント吉祥寺) Apollo中山(GOD SIDE GYM) ▼KNOCK OUT-BLACK -87.0kg契約 3分3R竜矢(伊原道場稲城支部) ナイト(レンジャージム赤坂) ※初参戦 ▼KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R乙津陸(クロスポイント大泉) ※初参戦ゾンビネーター今吉(GOD SIDE GYM) ※初参戦
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