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【RIZIN】不完全燃焼での敗戦から再起戦迎える今成正和「自分のやりたいことを押し通す。気合いです」

2021/09/30 19:09
【RIZIN】不完全燃焼での敗戦から再起戦迎える今成正和「自分のやりたいことを押し通す。気合いです」

実力者・春日井を相手に一本勝ちを狙う今成

 2021年10月2日(土)に開催されるRIZINの新シリーズ『RIZIN LANDMARK vol.1』で、春日井“寒天”たけし(志村道場)と対戦する今成正和(今成柔術)が9月30日(木)オンライン個別インタビューに答えた。


 試合を2日後に控えた心境を聞かれた今成は「今はのどが渇いています」、春日井の印象聞かれると「頑張る人って感じです」、どのような試合展開を予想するかとの質問には「お互い頑張る試合ですね」と、いつも通りにひょうひょうと一言コメントを連発。

 減量は「もうちょっとって感じですね、(減量方は)我慢をするって感じですかね」と言うが、なんと春日井が販売している「寒天さんの寒天ラーメンをいただきました」と減量中に食したという。

「醤油を食べたんですがとんこつを食べたかったです。終わってから食べます。寒天だったですけれど、普通の醤油ラーメンの味で美味しかったです。1個じゃ足りなかったので2つ食べましたけれど(笑)。カロリー計算はあまりしないですね」との食レポ。


 食べ物の話がなぜか多くなり、いま何を一番食べたいかと聞かれると「今は凄いお腹がすいているので我慢しています。何を食べても今は美味しいので…ご飯食べたいです(笑)」と笑った。

 今大会は少人数の観客で、観戦はU-NEXTでのライブ配信がメインとなるが「会場も見ていないし、分からないですけれど、人がいてもいなくても大丈夫かなって気がします」と気にしない。


 前回6月の大阪大会ではバンタム級トーナメントの1回戦で瀧澤謙太に判定で敗れ、寝技に一切付き合わない瀧澤に観客もフラストレーションを溜める一戦となった。その試合を振り返り、「手応えはないですね。やっぱり結果が全てなので、結果が出てないので結果を出したいです」と今回は勝ちたいと熱望。

 今成の場合、対戦相手が組み合わないことが多く、今成が寝た状態で相手を誘う場面がよく見られる。そういう時は「なかなか触れられないなって感じたりする。やっぱりもう一歩踏み込みが浅いというか、自分の勇気が足りない感じがします。頭が堅くなっているのかもしれないですね、そういう時って。勝負して来いとは思わないですけれど、どういう心境なんですかね(笑)」と、相手のせいではなく自分の勇気が足りないとした。

 その状態をどう打開するかと聞かれると「それはずっと考えています。進化…うん、そうですね。気合いですかね(笑)。元々、気合いがない人なので」と“気合い”で打開したいと答えた。


 試合は「やっぱり面白かったなって思われるのがいいなと思うんですよね。すっきりしないなって試合はしたくないです。関節の取り合いは難しいと思うんですけれど、関節技でフィニッシュするところを見て欲しいですね。いつでも出来るつもりでいるんですけれど」と、観客がスッキリするような関節技による一本勝ちを見せたいという。

 6月のバンタム級トーナメント1回戦で、春日井が扇久保博正と対戦した試合については「自分は扇久保さんみたいなタイプではないので。何回もその試合を見ましたけれど、組む展開になってもあれとはちょっと違うと思う。寒天さんもバックとかギロチンとか全部強いと思うので、そこは気を付けて練習しました」と、参考になる部分とならない部分があったとする。

 最後に「自分のやりたいことを押し通す。そうやって切り崩そうかなと思っています」と、今回も唯一無二の独特なスタイルで勝負すると語った。

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