黒部vs.SARAMI 3度目の対戦はケージで
▼女子世界スーパーアトム級チャンピオンシップ 5分5R
黒部三奈(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)
SARAMI(挑戦者・同級1位/パンクラスイズム横浜)
また、女子スーパーアトム級では、2021年7月の次期挑戦者決定戦で中村未来を2R TKOに降し、コンテンダーとなったSARAMIが、“女王”黒部三奈に挑む5分5Rの世界戦が決定した。
7年前、2014年11月の「DEEP JEWELS 6」で初めて拳を合わせた二人。2014年の初対決では打撃で攻め入るSARAMIが放った強引な首投げを冷静にいなした黒部が1Rリアネイキドチョークでタップを奪い勝利。
更に4年後の2018年3月の「DEEP JEWELS アトム級タイトルマッチ」では、黒部がSARAMIの挑戦を受ける形で2度目の対戦。
前戦同様に的確な打撃で王者をグラつかせ、1Rからあわやという場面を作るSARAMIだったが、黒部が2、3Rと怒涛の反撃を見せてフルマークの判定勝利で“女王”の意地を見せ、初防衛に成功している。
ここから更に3年の月日が流れ、黒部は修斗でも王座を獲得し2団体で女王となり、 SARAMIはONE WarriorSeriesを経て、黒部の後を追うように修斗に参戦した。
二度戦った両者だが、今は互いを認め合い、共にトレーニングを積む間柄となったが、運命の巡り合わせか、今回3度目の対戦が決定した。
試合が決まった両者はケージ上で顔を合わせ、黒部が「ベルトはあげない」とコメント。これにSARAMIが「私は彼氏もいて、充実したチャンピオンになりたい」と返すと「マジぶっ飛ばす!」と“女王”は戦闘モードにスイッチが入っている。
7年にも渡る二人のストーリーもいよいよエピローグとなるか。その結末は?