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【DEEP】伊藤裕樹と再戦、暫定王者・藤田大和「あのときの悔しさが2年間あった。あの負けがあったからこそ強くなれた」

2021/09/23 14:09
 2021年9月23日(木・祝)18時から後楽園ホールにて、『skyticket Presents DEEP 103 IMPACT』が開催される。試合はSPAWNにて生配信される。  同大会のメインでは注目のフライ級戦で、7月4日のDEEP後楽園大会に続き、フライ級暫定王者の藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)が参戦。今回は暫定王座を賭けて、伊藤裕樹(ネックスイチムエ)との2年ぶりの再戦に臨む。  藤田はボクシングでアマチュア5冠を達成しMMAに転向。プロデビュー戦となった17年のRIZINで那須川天心と対戦し判定負け(MMAルール)、同年キックルールで再び那須川と対戦しKO負けを喫したが、その後はDEEPでキャリアを積んできた。  MMA7勝3敗。現在5連勝中で、伊藤とは2019年9月の「DEEP 91 Impact」で対戦し、当時はMMA経験に勝る伊藤が、藤田を1Rリアネイキドチョークで極めている。 毎回、倒すパターンが違うから相手も混乱するんじゃないですか  王者として、再戦に臨む藤田は、「やるべくして、やる試合。タイトルに関係なく、この試合はやりたかった試合なので、あのときの悔しさが2年間あった。あの負けがあったからこそ強くなれたので、いつでも、という感じでした」と、伊藤との試合を語る。  まだストライカー寄りだった前回は、一本負けを喫したが、近年の藤田はグラップラーと言ってもいいほど組み技の強さを見せている。 「グラップリングの練習は多いです。Me,Weで山崎剛代表をはじめ、グラップリングで岩本健汰先生、米倉大貴先生にも指導を受け、RIZINに出ている佐々木憂流迦選手、倉本一真選手とも練習し、すごくグラップリングもMMAの練習も充実しています。(山北)渓人(専修大レスリング部出身、57kg級新人戦3位、東日本選手権2位、国体2位)とも毎日やって、パワーも技術もスピードもあって、全然、油断できない。その中で打撃も混ぜつつ、面白い試合になると思います」と、充実の練習環境を語る。  隆起したふくらはぎはアマチュアボクシング時代から、さらに強化された。「走り込みをしっかりやって、スタミナもついています」という藤田は、極真空手時代の下段蹴りを、MMAのローキックで進化させている。 「あれ、自分はカーフだけを狙っているわけじゃなくて、ヒザ裏も蹴っています。対オーソ、対サウスポーや足の置き方によって臨機応変に変えて、強く蹴らなくても食い込ませるように打つことで効きます」と、パンチだけではない強みを語る。  的確なジャブ、ストレート、ボディ、ローキックと散らしてのハイキックでのKOが7月のフィニッシュだった。  藤田は「毎回、倒すパターンが違うから相手も混乱するんじゃないかと思います」と笑みを見せる。 【写真】2019年9月の「DEEP 91」で対戦した伊藤と藤田。  対戦相手の伊藤の試合は、「何試合か見て、RIZIN、ROAD FCなど大きな舞台を経験していて、打撃が強い選手」としながらも、前戦で実力者・安谷屋智弘を2Rに逆転のリアネイキドチョークで極めている勝負強さについては、「最後まで油断できないなというのはありますし、“最後”(判定)まで行くつもりもないので、自分の持ち味を最初から出して、相手の手の内も分かっているので、行こうかと思います」と、フィニッシュ決着への自信をのぞかせた。  フライ級では、正規王者の神龍誠が10月23日の後楽園大会で1年2カ月ぶりの復帰戦(※前修斗世界フライ級王者の福田龍彌とノンタイトルで対戦)に臨むことが発表され、「引っかかるものはある」と複雑な心境も吐露するが、「まずは今回にすべてを賭けて勝って、次のことはその後で考える」という。  メインイベントを王者として締めるつもりだ。 「初めてのメインということで、しっかりと気合が入って頑張ってきました。リベンジマッチですけど、いつも通りしっかりぶっ倒しに行きます。あの試合から2年間、5試合やってきて、どれだけ周囲も相手もアッと言わせられるか、楽しみです」。
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