2021年9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMM『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の前日計量&記者会見が、22日(水)都内にて13:00より行われた。
「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」の準決勝で、志朗(BeWELLキックボクシングジム)との対戦が決まっていた大﨑孔稀(OISHI GYM)が56.2kgでなんと3.2kgオーバー。15:00までの再計量でパスを目指すが、絶望的な体重オーバーとなった。 当初、志朗とは兄の大崎一貴が準決勝で対戦することが決まっていたが、右足関節外果骨折で欠場。代わって7月に行われたリザーブマッチで勝利した、弟の大崎孔稀が本戦出場となり、兄に代わって準決勝で志朗と対戦することが8月24日に発表されていた。
伊藤隆RISE代表は「非常に残念です。どんな理由であれ、みんなそうですが志朗は減量がキツかったと思う。減量も含めて試合に挑むための調整です。これに関しては同情の余地がない。厳しく対処したい。このために努力してきた選手たちにも申し訳ない」と、厳しく対処するとした。
志朗vs大崎は-53kgトーナメントの準決勝として行われるため(その日のうちに決勝戦も行われる)、契約体重でのワンマッチに変更はできない。どうするかは15:00の再計量の結果を見て、志朗陣営やトーナメント出場選手たちと話し合いをして判断するとのこと。
また、トーナメントリザーブマッチで滉 大(及川道場)との対戦が決まっている金子梓(新宿レフティージム)も53.65kgで650グラムオーバーとなっているため、計量をパスしている滉大が繰り上がりで志朗と準決勝を争う可能性が高い。両者は7月の1回戦でも対戦している。