2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の前日計量&記者会見が、11日(土)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第7試合)のSuperFight! -46.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する、RISEQUEENアトム級王者・宮崎小雪(TRY HARD GY)は46.4kg、BOMピン級王者・伊藤紗弥(尚武会)は46.15kgで計量をパス。
続いての会見で伊藤は「前回みっともない試合をして申し訳ありませんでした。今回はRISEに向けてしっかり調整してきたので今回こそムエタイの強さを見せたいと思っています」と、2020年2月のRISE初参戦で「人生で初めて心が折れました」という悔いを晴らすと宣言。
迎え撃つ18歳の若き女王・宮崎は「伊藤選手の公開練習とインタビューを見させていただきましたが、RISEで勝ちが欲しいと言っていて、勝ちが欲しいだけならアマチュアでやってろよと思った。そんなプロ意識のない人に負けるわけないのでRISEの強さを見せて大会を盛り上げたい」と、女子キック界の大先輩にいきなりの挑発。
計量で顔を合わせた印象を聞かれると、伊藤は「印象はあまり王者という感じ、オーラはなかったです。明日の試合で見せつけてやりたいと思います」と、明らかに宮崎の挑発に触発されたコメント。宮崎は「身体も仕上がっているなと思いましたが、今回は相手に合わせて500グラム重い契約にさせてもらいました。それで500グラム違いますがけっこうキレていて私もいい感じに仕上がっているので明日が楽しみです」と答える。
伊藤隆RISE代表が「一番この階級のテクニック合戦になると思う。互いに日本トップの技術者なのでハイレベルな戦いになると思っています」と評した通り、この試合はお互いのテクニックの対決と見られている。
互いのテクニックをどう思うかとの質問に、伊藤は「私はムエタイしかやってこなかったので空手やキックボクシングの戦い方は分からないですけれど、出入りが速くてパンチが上手いイメージです。そこがテクニックとして上手いかなというのがあります」、宮崎は「ムエタイベースの戦い方で、蹴りが上手い選手だと思う。でも、パンチで来ても蹴りで来ても私が一番強いので何も問題ないと思っています」とここでも強気な発言をした。
また、勝負メシは何かと聞かれると、伊藤は「いつもそんなに減量がないので、帰っていつも決まったものを食べてないのでお母さんが作ってくれる何かを食べたいです」、宮崎は「私はいつもしゃぶしゃぶを食べます」と答えた。