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【RISE GP】女王対決の2人が計量パス、小林愛三は「私が目の前に立って寺山日葵選手が倒れている状態を想定してきた」

2021/09/11 16:09
 2021年9月12日(日)東京・後楽園ホール『RISE GIRLS POWER.5』の前日計量&記者会見が、11日(土)都内にて14:00より行われた。  メインイベント(第8試合)のSuperFight! -49.5kg契約3分3R延長1Rで対戦する、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)は49.3kg、同フライ級王者・小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)は49.2kgで計量をパス。  続いての会見で小林は「この日までに私が抱えていたテーマは自分自身に勝つっていうテーマでした。この日までに自分に勝ってきました。国内最強に自分がなります」と自信に満ちた表情で挨拶。寺山は「後楽園ホールで26年ぶりの女子キックボクシング単独大会のメインを務めさせていただくことに喜びと光栄を感じています。メインらしくしっかり試合をして自分が勝利してリングを降ります」と、こちらもやることは全てやってきたという表情。  改めて向き合った印象を聞くと、小林は「改めてと言うよりかは、日葵選手は自分を知っている選手だと思う。強いのは分かっているので変わった印象はなかったです」、寺山は「目力の強さ、気合いが入っているのは感じました」とそれぞれ答えた。  2年前にトーナメントの決勝で対戦する機会がありながら、計量オーバーのため失格となってしまった小林。そのため対戦カード発表会見から減量についての質問を多くされたが見事計量をパス。「2年前のことがあるので自分自身学んだことがたくさんありました。今日まで自分自身に勝つとのテーマを掲げてたどり着いたのは、目の前の相手を倒すことです」と、あとは相手を倒すだけと話す、  バチバチのにらみ合いが多かった今回の計量だが、寺山と小林は無表情で静かに向き合っていた。そのことを聞くと小林は「寺山選手に何をされたというわけでもないし、憎い感情もない。自分を成長させてくれる相手だと思っています。よろしくお願いします、っていう気持ちでしたね。でも、明日は私が目の前に立って寺山選手が倒れている状態を想定して今まで来たので、やってやるぞって気持ちは一番心の中にあります」と、闘志は秘めているとする。  対する寺山は「私も何もされていないですし、昨日のインスタライブでも言いましたが、私が一番格闘技をやっている上でのモットーが相手に敬意とリスペクトを持つこと。その気持ちで向かい合いました」と、王者らしい言葉。  RISE女子のトップとしてメインクラスを任されることが多いことはプレッシャーにならないのか。寺山は「メインを任せてもらうのは嬉しいことですが、試合順は重要視してなくて。試合の時間が遅いか早いかくらいの話なので。盛り上げればその日のメインはその試合になると思っています。順番は最後ですが、内容としてもメインになれるように、そう思ってもらえるように頑張ります。だからプレッシャーは毎回感じていません」と、試合内容が一番いい試合がメインだとの考えを話した。  また、勝負メシを聞かれると小林は「私は毎回決まっていてパスタにネギを振りかけて食べます」、寺山は「勝負メシはないんですけれど、白米をいっぱい食べたいなと思います」とした。 伊藤隆RISE代表は「2年前に戦う予定もあった2人がお互い王者になって戦うのは運命を感じます。49kg界隈の最強決定戦だと思います。非常に期待しています」と、2人に期待を寄せた。
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