ボランティア活動を継続して行っている志朗(C)RISE
2021年9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMM『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』にて、「RISE DEAD or ALIVE 2021 -53kgトーナメント」の準決勝・決勝戦に臨む志朗(BeWELLキックボクシングジム)は、今年の春よりさいたま市北区でフードパントリーの活動をしている「きっかけフードパントリーさいたま北」に、米や日常食品などの寄付をスタートした。
(写真)配布活動の様子(C)KICK REVOLUTION
フードパントリーとは、企業や生産者などから寄付された食料を無料で直接配布する活動のことで、主にひとり親家庭や生活の困窮などで食料が必要な方を対象に配布。「きっかけフードパントリー北」では、主に市内きたくに暮らす児童扶養手当を受給しているひとり親世帯に食料支援を行っている。
志朗は、熊本大地震後から熊本の復興支援を続けてきており、その中で現在は地震や水害で農業を続けにくくなった熊本の過疎地を中心に、地域復興のためファイトマネーから寄付。
このフードパントリーの取り組みには、志朗が寄付をしている熊本県山都町、芦北町などで生産された米や、その地域で作られている食料をファイトマネーから購入して寄付を行った。
「きっかけフードパントリー北」では、2カ月に1度の割合で偶数月に無料配布を開催しており、今回は8月8日に行われた。こうした直接配布は、ただ食料を配布するだけではなく、相談窓口の案内情報なども出しており、生活や経済的に問題を抱えた方たちが、さまざまな情報を直接知るきっかけにもなるという。
春先の支援から比べてみると、このコロナ禍の影響がさらにあるようで、生活が苦しいという方が増えているとのこと。3回目寄付となった8月はそうめんや味噌、熊本地元のフルーツを使ったゼリーなど27世帯分用意したが、次回の10月には、約倍の世帯数に向けて食料を寄付する予定だ。
志朗のこれまでの社会貢献活動は、NPO志の会が行っている「志朗スマイルサポートプロジェクト」に移行し、継続していく。「志朗スマイルサポートプロジェクト」は、誰もが笑顔に慣れる世の中を目指して、食の安全やサスティナブルな生活を実現するために、人と地域を結び付けながら活動を行っていくとしている。